ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート
メーカー:コナミ
開発:5th Cell
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2011年1月27日
価格:3980円
ジャンル:パズル


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 7 6 10 9 8 87
プレイ時間…20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いところてん。
・ノートにモノの名前を書くと、ほぼ『なんでも』出てくると言っても過言ではないほど多種多様なモノが収録されている。2万種類以上のモノが収録されているらしく、殆どのモノはそのモノと同じ機能の使い方をする事ができる。思い付くモノはほぼ間違いなく出現すると言っても過言ではないくらいのボリュームで、とても自由度が高い。

・固有名詞のモノは登場しないとは言っているがKONAMIの一部キャラや神話上の生き物等、何故か登場するモノも存在する。開発スタッフの名前を書くと何故かキッチリ登場したりと、かなり遊び心に溢れている。

・ステージの数はまあまあ多く、一度クリアするもアドバンスモードという同じ単語を使って解いてはいけないという難易度アップ要素も用意されているのでボリュームは中々ある。

・製作元が外国ということもあり、ゲームは全体的にアメリカの教育番組のようなユルい雰囲気。主人公のマックスウェルも全く喋らないが、常に不敵な笑みを浮かべており何を考えているのか分からないのもご愛敬。
悪いところてん。
・アクション系の面では『む』や『つばさ』といった便利なモノばかり使ってゴリ押しで進める事が多く、イマイチ単調になりがちな事がある。

・大量にモノを出したりしてモノに押されたりする簡単に壁をすり抜けたりしてしまう。そのまま落下して謎の死亡…という事もあったり。
コメントころてん。
 悪魔城ドラキュラの製作に関わっている元コナミのIGA氏がローカライズを手掛けたと聞いてなんとなく買ってみたゲーム。大して期待はしていなかったものの、ゲーム自体はとても凝った作り込み具合で自由度が高く、自分の発想がゲームに自由に影響させられるという独特の面白さがあるとても珍しい良作だった。

 クリアの方法も無限大にあると言っても過言ではない程の自由度で、自分の発想があればあるほど面白くなるという、非常に独特な面白さがあるゲームであった。

掲載日:2016年6月6日


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