nintendogs
メーカー:任天堂
開発:任天堂 情報開発本部
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2005年4月21日
価格:4800円
ジャンル:シミュレーション(コミュニケーション)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
9 | 8 | 7 | 10 | 7 | 6 | 83 |
サイコー | だめやん |
・かわいい。とにかく、犬が可愛い。仕草を眺めてるだけでも意外と飽きなかったりする。撫でてあげたり、名前を呼んでみたり。さらには実際に「おすわり!」と言って芸をやらせてみたり。音声認識やタッチペンなどのDSの独特の機能を無理なく使っており、ユーザーへの負担が少ないのもグーです。ゲーム的な部分をごっそり消し去って犬とのコミュニケーションに特化した度胸にも敬服じゃ。 ・犬種や性格の微妙な違いで結構個体ごとに動きや物覚えの良さに違いがあったりするあたりは、芸が細かいですな。細かい部分までの作り込み。見事です。 ・実際の犬とは細かい点で動きが不自然に思う点はある(飼い主への甘え方がなんかワザとらしい、とでも言うか。曖昧な言い方だけど)。それでも他の作品よりは格段に自然な反応を見せてくれる。犬のかわいさはしっかり抽出されている感じ。 ・ニンテンドーDSは表示可能なポリゴン数が少ないので買う前に雑誌とかで見たときは不安だったりしたが、実機では滑らかな動きにて、まったく問題なし。 |
・しょっちゅう電源を入れることを強要される内容なので(多少放って置くとすぐに犬が家出する)、平日忙しいワシのような人間には辛い内容である。色々と敷居を低くする工夫を盛り込んでるのに、こういった部分での配慮に欠けてるのが非常に残念。えさやりや散歩など、日々行うべき作業が退屈になってしまうのも気になった。こういうところも従来のゲームの枠組みにとらわれなかったら尚良かったのだが・・・。 ・犬種が少なめ。人気のある小型犬(ミニチュアダックスやチワワなど)に偏ってるのが残念。個人的にはセントバーナードやドーベルマンなどの大型犬や北米版では登場しているシベリアンハスキーなどを飼いたかったな。 ・「敵を倒す」、「育てる」、「やり込む」、「感動のストーリー」などゲーム的な部分が少なく、触れ合う事に特化している分、これまでのゲームらしさを期待すると確実に肩透かしを喰うハズ。 ・すれ違い通信機能は田舎では全く役に立たない。他にやってる人なんて滅多にいないしね。 |
感想じゃ |
これまでも色んなハードで「ペットとふれあい」系の作品は出てるんだけど、子犬の可愛さにおいては他を寄せ付けない存在感がありますな。久しぶりに任天堂の本気を感じられる作品だった。 ワシ的には「毎日電源を入れてね」的な仕様が辛くて長くは遊ばなかったんだが、普段あんましゲームをやらない御人、暇だな〜とお嘆きのアナタ、そして犬を飼いたくとも買えない環境の貴殿にならオススメできる内容じゃな。 |
掲載日:06年5月18日
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