ポケットモンスター ブラックホワイト
メーカー:ポケモン
開発:ゲームフリーク、クリーチャーズ
機種:ニンテンドーDS
発売日:2010年9月18日
定価:4800円
ジャンル:RPG(収集・育成)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 81
プレイ時間・・・40~50時間程度
※映像~シナリオは10点満点、総合は100点満点
ヨロシイ。 イッカ~ン!!
・一旦クリアするまで完全に新しいポケモンしか出ないと聞き不安に思ってたが、特に心配は要らなかったようだね。今までだと新作でも草原は「ポッポ」や「コラッタ」ばかり、洞窟は「イシツブテ」と「ズバット」ばっか・・・とかいう状況になりがちだったので、ポケモンが一新されたことで、どんなモノが湧いて出るか、楽しみが増えたというのは結構モチベーションの維持と言う観点で大きな意味があったかなあ、と。

・前作までは割と初期のゲームボーイ時代を連想させる演出が多かったように思うが、同一ハードでの完全新作と言うことで意識的に演出の路線を変えてきたのかな?立体感や遠近、キャラクターのアニメーションやムービーの挿入など、これまでにない工夫が多く取り入れられている。うむ・・・。これ、3DS対応・・・でしょ!?

・敵の団体さんが恒例の「悪のテロ組織」じゃなくて「新興宗教団体」になってる?マンネリ化してたから結構新鮮には感じるね。まだ序盤だからハッキリとは言えないけど、結構、製作者の主張とでもいうか、毒とでもいうか、子供向けに留まらないメッセージは込められてる気はする。

・メッセージが「カナのみ」と「漢字混じり」から選べるようになった。地味だけどありがたい進化点だね。この作品のテキスト量の多さを考えると、結構大変だと思うのですよ→実現させたの。
・序盤、ランニングシューズを入手するまで結構時間がかかる。主人公の移動速度がお・そ・いんだよ!!!!!前みたいに最初の町でとっととくれてもいいじゃないか!!

・最初の三匹のポケモンのデザインにイマイチ愛着が湧かなかった。あと、いい加減最初が「くさ・ほのお・みず」以外でもいいんじゃないスか?「かくとう・エスパー・あく」とかさぁ。ちょっとネタ切れ感が・・・。

・難易度は作品を重ねるごとにジワジワと上がってるのは否めんかなあ。個人的にはユルゲーマー化しちゃってるので昔ほどポケモン自体に対してやり込みたい!!・・・という情熱が無い故、その辺の負担がちょっとキツかった。もうちょっと気楽に遊べる難度でもよかったんじゃないのかな?

・期間限定とかあれこれ連動とか、入手機会の限られてるポケモンが多数仕込まれてるのもここ数作のポケモンと一緒。あまりにも壮大かつ商業的意図が含まれていて、ワシ的には「もうコンプリートはいいや。ついていけね~よ」って感じてしまう。
感想なり。
 本流作品としてはニンテンドーDSでの2作品目だけあって、結構大胆にモデルチェンジをしてきたねえ、と言った印象。相変わらず力のこもった出来で、プレイヤーを熱中させてくれること間違いなし。ま、ちょっと作品を重ねる度に難度的にインフレしつつあるせいか、オジサンゲーマーの自分には荷が重いと感じるけど・・・。
 しかし・・・、ニンテンドー3DSに対応してくると思ってたけど結局何も無かったのは意外。ゲームボーイ→カラー過渡期みたいにニンテンドー3DSにも対応してたら、3DSももうちょい順調に立ち上げできたと思うんですがね。

掲載日:2010年9月25日
更新日:2011年10月24日


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