世界ふしぎ発見DS
伝説のヒトシ君人形を探せ!

メーカー:フリュー
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2009年8月6日
価格:4080円
ジャンル:アドベンチャー


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
1 3 5 1 3 1 0 18
プレイ時間…2時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
マコトくん、おまけで正解とします(ジャッチャッジャ~~ン♪
・複雑な操作とか一切求められないので、ゲーム慣れしてない人でも遊べる内容だとは思う。

・草野仁&黒柳徹子が声優として参加してる・・・らしいのが豪華。
残念ですがボッシュート!(テレッテレッテ~~ン♪)
・これは…酷い(苦笑)。番組の『世界ふしぎ発見』の跡形など微塵も無い。んでもって『ふしぎ発見』である必要性も見当たらない。まー、面白けりゃ原型を留めてなくても別に良いと思うのだが、これが救いようのない詰まらなさとくりゃ擁護もしかねるなァ…。もはやアドベンチャーとは名乗るのもアレな、ひたすらに一本道のシナリオをAボタン連打で飛ばす“作業”が恐ろしく退屈+延々と続くどーでもいい展開が壮絶に陳腐。途中挟まれるミニゲームも酷く面白くない上にストーリーとの絡みがまったくないと来た!おお、コリャもう苦行です苦行!!

・グラフィックが酷い。ストーリーが酷い。敢えて絵的に近いタッチの物を挙げれば世界名作劇場とかアニメ版のクレヨンしんちゃんを足して10で割ったような(2じゃないYO)風とでも言えるか…。突然出てくる、どー見ても“ポケモンのアニメのロケット団”的な悪役とか謎の覆面ヒーローとか、もうワケが判らない、意味も判らない。

・「オーホホホホホホッ!!」とか「ニャァァアァァ!」とか忘れた頃にホントにどーでもいいようなセリフだけボイスが流れるのも変としか言いようが無い。忘れた頃にいきなり声が入るので少しビビる(黒柳ボイスらしいが、明らかに無駄遣いである)。

・時々忘れた頃にほんのりとクイズが出題されるが、番組をみてりゃ殆ど常識レベルの物ばかりで手応えがまるで無し。ちなみに間違っても選択肢が狭まるだけで普通に進めてしまうので、そもそもクイズ形式な意味が分からない。

・1時間半でエンディングを迎えたが、特にやり込み要素らしい要素も無く。おお、コストパフォーマンスが悪過ぎ!!!クソゲーとしても見る点がなくネタとしても詰まらない。どこかの点が突き抜けて駄目とか言うよりは、全部の項目が平均して非常に低くまとまっていて、正直長所に挙げられそうな点が見つからないのが悲惨。
この木なんの木?感想の木。
 これは……。Oh…。……。う…は……・。

 ………………。………………………。んぐぐ…。つまらねぇ…!

 ホンットに退屈で面白くないわぁ、これは。正直、苦痛で苦痛で仕方がない。ほんっっとにヒマだわぁ、こりゃ。なんの嫌がらせだよコレ、と言いたくなる内容。ネタとしてもツマランのがこの上なく悲しい。こんなゲーム化なら無かった方が良かった。ネタとしても笑いどころが全く見当たらんのでクソゲー好きのミステリーハンターの方にもお勧めしかねる内容。とりあえず言えるのは…、

 この退屈さ、「ボッシュート!!」(テレッテレッテ~~ン♪)


 短いのですぐ終わるのが唯一の救いと言えば救い。

掲載日:2012年8月27日
更新日:2015年1月19日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
2 2 4 0 3 1 2 26
プレイ時間…3時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ここがいい!
・短いので、サクッとクリアしたい人にオススメ。

・初めての、草野仁さん黒柳徹子さんのボイス入りゲーム…ではある。
ここがアカン!
・世界ふしぎ発見をゲーム化したら…どうしてこうなった(笑)
内容としてはミニゲームと文章で覚える知育ゲーといったゲームシステムになっている、なのだが、何もかもがひどい。知育ゲーなので低年齢向けなのだろうが、子供向けだからといってこんなカスカスの手抜きでいいってわけではナイ!

・いいところに草野さん黒柳さんの声が入っていると書いたが、タイトル画面とミニゲームあたりで少し喋るだけである。
当時の世界ふしぎ発見でもこのソフトに私も声優として参加していると黒柳さんは言っていたのにこれは少なすぎる!

・一応それ以外のイベントパート等で他の声優さん達が喋るのだが、訳の判らない叫び声や何故入れているのか判らないような音声ばかり。使いどころもおかしく、主人公が5回も「待ちなさい!」と言うところがある。

・世界の名所を覚えられると思うかもしれないが、実際はかなり有名なところの写真と、一般知識程度の情報だけなので過度に期待してはいけない。

・ストーリーは、ミステリーハンターを目指す主人公達が様々な国へ行って謎を解くというものなのだが、その現地で土地の名所を教えてくれる人達のキャラがミョーにおかしい。
自分が死んだ事を普通に話すクレオパトラや、フランス王国を守ろうとする謎の田舎喋りをするジャンヌ・ダルク等。というかジャンヌはフランス王国に裏切られて殺されたはずなのでこれは…

・ライバルの相手がどっからどう見てもアニメポケモンの『ムサシ』と『コジロウ』。気の強い女と気の弱い男が変装して主人公達に近づくが、毎回変装がバレて失敗するもころも同じ。

・ミニゲームも神経衰弱や間違い探しなど、目新しさに欠ける。神経衰弱は柄が古代エジプト文字のようなものを使っており、微妙に覚えにくい。

・というか公式サイトのスペシャルの項目を開いても、COMING SOON のままである。このゲームのスペシャル情報はいつになったら来るのか…
とりあえず感想。
 今となっては500円くらいで買えるゲームではあるが、当時買った人は本当にかわいそうだと思う。実際の番組でも告知してたくらいだから、何も知らない老人や子供が買っていたと想像すると(苦笑)

 クソゲーだと知って買った自分としても、なかなか衝撃を隠さずにはいられなかった。早くクリアができるのが本当に救いではあるが、それでもプレイヤーの三時間をボッシュートしてくれることには間違いない…

 自分はミステリーハンター…ではなくクソゲーハンターだ!と言う人はどうぞ。

掲載日:2016年2月29日


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