ソーマブリンガー
SOMA BRINGER
メーカー:任天堂
開発:モノリスソフト
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2008年2月28日
価格:4800円
ジャンル:アクションRPG
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 8 | 8 | 5 | 8 | 7 | 7 | 80 |
良いところぜよ! | これは困るぜよ |
・アクションRPGとしては至極シンプルな作りで遊びやすい。キャラクターの育成やアイテムの収集など、この手のゲームで見られる要素は大概収録されておりボリュームもある。クリア後は難度の高いモードも選択できるため長く楽しめるのもいい. ・フィールドのグラフィックは2D、キャラクターのグラフィックは3Dで描かれているが、それぞれが浮くことなく自然な感じなのは◎。キャラのモーションも滑らかだし、アクションに合わせたズームの拡大・縮小もスムーズ。DSでキャラがポリゴン描画で満足できる出来のものは久しぶりかも。 ・BGMはなかなか壮大でいい感じ(特にオープニングやエンディングはいい)。ニンテンドーDSの作品にしては音質も良い。 ・操作性は良好。L/Rボタンでのモード切替のおかげで取れる行動の選択肢が広いのもいいね。セーブもどこでも行えるし再開ポイントが多いので、ちょっとの空き時間に少しずつ進めるという遊び方も可能。 ・ストーリーは専門用語が多くてやや辛い面もあるが、これまでのストーリーを再確認できるモードがあるので、仮に話の流れを忘れたとしても安心。 |
・全体的にはどの要素も他のゲームでありがちなもので個性に欠ける。 ・戦闘スタイルとしては敵の攻撃を回避・防御する余地はなく、殴り合いのスタイルであるため、自分の腕前が上がったという実感はわきにくい(特に直接攻撃系の職種の場合は)。また、自分・敵ともに攻撃の当たり判定が曖昧で分かりづらいのが難点。攻撃が当たっているときのエフェクトが地味でヒットしているかどうか分かりにくいのも気になった。クラスに関しても、任意のタイミングで変更できたりできた方が自由度が高まって面白かったと思う。 ・フィールドが無駄に広く、ややダレる。マップ同士の繋がりも分かりづらいのも困りもの。 ・自キャラが装備できないアイテムは売るしかないのが残念。味方NPCに装備させられるとかしても良かったのでは? ・ストーリーはカタカナの専門用語がゾロゾロ出てきて理解するのにやや苦労する。 |
感想などじゃ |
オリジナルの作品にしてはどの部分もなかなか完成度が高く、じっくり楽しめるゲームなのは嬉しいところですな。「この作品ならでは」の味わいは薄いけど安心して楽しめます。 |
掲載日:08年4月11日
機種別一覧に戻る
レビュートップページに戻る
縮緬遊戯堂トップページに戻る