対戦!!加トちゃんころろんぺ
メーカー:サイバーフロント
機種:ニンテンドーDS
発売日:2008年11月13日
定価:3990円
ジャンル:パズル


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
46
プレイ時間・・・2~3時間程度
※映像~シナリオは10点満点、総合は100点満点
イインデナイの?(加藤茶風に ちょっとダメヨ♪(加藤茶風に
・ごく基本的な事柄についてはチュートリアルも備えており、説明書を特に読まなくてもすぐに遊べる内容。

・1カートリッジで対戦できるので本体さえあれば多人数対戦もできる(やったことは無いが)。ちょっとオトク。

・他機種版よりはブロックの表示が見易く、遊びやすい。
・基本的ルールは「パネルでポン」、ブロックの消し方は「ぷよぷよ」。有名パズルゲームのシステムを合わせたような作りなのはPSP版等の過去作と同様。しかし、前述の名作の完成度に遠く及ばないのまで過去作と同様。パネルを消すこと自体がとにかく忙しく、ひっきりなしにカーソルを動かしてボタン連打し続ける必要があり、作業に手一杯で他の事柄に気が回らない。攻撃方法が多彩なのはいいが、無駄に複雑化してるだけな気もする。相手が降らせたおじゃまブロックを巻き込んで同時消しを狙うくらいはなんとかなるのだが、それ以上はちょっと手に負えんかな。今時、基本ルール以上の解説が一切無いのもちょっと不親切かと。

・メインキャラに加藤茶を使っているし、本人のボイスも入っているのだが、加藤茶の魅力がしっかり活かされてるかと言うと、否。ストーリーがとにかくつまらない。キャラクターだけ乗せただけって感じで話が薄過ぎる(偽物を本物が追う→偽物が逃げる→また追う・・・だけの繰り返しだけで捻りもギャグも無い)。第一、どの層を狙って加藤茶を起用したのかが分からん。なんせ、ドリフ好きの自分でさえ、全然魅力を感じないので。カトちゃんに関するトリビアを収録するだとか、ストーリー自体も笑えるように加藤茶に監修してもらうだとか、もうちょっと氏を起用した必要性を持たせてもらいたかった。キャラ要素があまりにも薄っぺらいので、プラスに作用してるとは到底思えず、遊んでて溜め息が出る。
へっくしっ!!!感想でしョ?(加藤茶風に
 PSPで数作出てるパズル「ころん」のDS版。キャラクターが加藤茶に置き換わっているが、基本的には他機種版と同様で目新しい要素は特に無い。ロードが無い分快適に遊べるのはよろしいのだが、せっかく加藤茶をキャラクターに起用してるのに、ただキャラを表面に乗っけただけで必要性を感じない。そのため、どういった層を狙ってるのかがよく分からない。
 確かに過去作はキャラクターの個性が弱いようには感じたが、それをカバーするためだけの起用だとしたらあまりにも作りが安直だし、加藤茶ならではの要素が無いため面白みが皆無。工夫が足りないと思う。
 全体としては遊べない内容でもないが、4000円分の価値があるかはかなり微妙。安く売ってるなら暇潰し用には良いかもしれないが。

掲載日:2011年2月7日

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ころん (2004年・PSP)


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