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梅沢由香里のやさしい囲碁
メーカー:毎日コミュニケーションズ
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2008年1月31日
価格:4800円
ジャンル:テーブル(囲碁)
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
5 | 5 | 4 | 5 | 7 | 5 | 48 |
善しかな。 |
・囲碁のルールや簡単な定石手段を一から教えてくれるので、完全に初心者の人でも始めるには問題なし。打ち方が分からないときは次の一手のオススメ場所を教えてくれたり、タイトルに冠している通り『やさしい囲碁』を教えてもらえる。 ・囲碁の練習問題が多数収録されてるので、様々な問題に挑戦する事が出来るのも良し。 |
悪しかな。 |
・CPUが次の一手を考えるまでの時間がとにかく長い。後半になってくると、長いときは一手打つだけでも1分近くかかる事もあったり。昔のPCゲームとして収録されていた囲碁を思い出すような遅さで、かなりテンポが悪い。 ・囲碁盤のサイズを選択する事は可能だが、通常の囲碁と同じ19×19サイズで始めると、DSの下画面が小さいせいでプレイし辛い。9×9の縮小盤でプレイするのが基本に設計されてるっぽいが、これはこれで少し物足りなさもある。 ・DSを持ち寄っての通信対戦が出来ず、誰かと対戦する時は一台のDSを交互に使って対戦する必要があるのが不便。 |
随筆なりけり。 |
囲碁マンガの『ヒカルの碁』で、囲碁の監修を行った事でも有名な女流棋士の梅沢由香里氏(現・吉原由香里氏)が囲碁の監修を務めたゲーム。監修を務めた囲碁の面では初心者でも分かりやすいようにしっかり出来ているとは思うのだが、普段の対戦に関してはとにかく不便さが目立つ。 本作では囲碁の初歩的な戦術指南本や、練習問題本としての役割は出来てるとは思うが、実際に囲碁としての対局をする面ではとにかく不便。CPUの思考時間はとにかく長く、通信対戦すら出来ない。 囲碁ゲームとしてダメダメな訳ではないが、CPU対戦だけなら他にももっと良質なゲームがあり、囲碁の指南本やらも多数存在する。不便さも相まって、今ひとつ掴みどころのない印象を受けるゲームだった。 |
掲載日:2020年1月14日
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