威力棒 Vii
メーカー:kensington(京仕敦)
機種:
発売年月日:2007年12月
価格:986元
ジャンル:体感


広告(良かったら買ってくれぃ)

執筆: こうちゃ関西営業所長

デザイン 快適性
&操作感
適応性 独自性 重さ 価格 総合評価
1 2 2 0 6 1 20
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
これはいいアル!!
・最初からゲームがそこそこ収録されている。内容は基本的にWiiスポーツやバルーンファイト等の過去に任天堂等から発売されたゲーム等のパクリではあるが。

・妙に本体が軽く、持ち運びがしやすい。ただ本体を傾けるような僅かなショックを与えただけですぐにフリーズしてしまうが(笑)
これは駄目アル…。
・もはやこれは見た目から操作方法から何から何まで任天堂のWiiのパクリでしかない!!オリジナリティが無く、ハードとしてもWiiと比べても一回りどころか二回り、三回り以上は劣っている。

・いいところで軽いとは書いているが、軽いので非常に倒れやすい。そしてちょっと刺激を与えるとフリーズする事が多いので昔のカセット型のハード以上に慎重に扱わなければまともにプレイさえ出来ない。

・Wiiリモコンそっくりの『威力棒』の反応が大変悪く、Wiiスポーツの『テニス』のパクリのテニス等の威力棒を振ってプレイするゲームでは反応が悪すぎてストレスが溜まる。

・グラフィックはPSぐらいの頃の描画レベルでしかなく、発売年で考えるとかなり劣っている。

・値段も一般的なハードの値段よりは安いものの、当時の中国の物価や質を考えると高すぎる。

・このハードから出ているゲームの数は極めて少なく、もはや最初からついているゲームくらいしかまともに動かせるものがない。それらのゲームはどれもボリュームが皆無のWiiスポーツもどきばかりだし。

・なんだかボタンを押しても反応しない時がある。というか最初っから一部のボタンの反応が鈍かったりしていた。
感想アル!!
 自分が中国に修行しに行っていた頃にお祭りの屋台で安く手に入れた威力棒vii。
 完全にWiiのパクリだという事は分かっていたがプレイしてみると分かった、完全に『Wiiと見た目が似た謎の物体』でしかなかった(笑)。プレイする前に箱を持ち上げた瞬間に分かる『軽さ』で嫌な予感しかしなかったが、操作性が絶望的でゲーム内容から何から何までWiiの劣化コピーでしかなく、プレイしていてもひたすら苦笑しか出てこなかった。安く手に入れたので自分は良かったが、この高い値段で購入した方々はあまりにも可哀想すぎる…。

 もしも日本で威力棒viiを見かけたとしても、ゲームとしての面白さは絶対に求めてはいけない。日本のニュースにさえ威力棒viiは話題にはなっていたが、やはりパクリ問題があったらしく2008年にはv-Sportsと名前を変えていたとか。とにかくパクリが酷く、Wiiの超劣化ハードであった。

掲載日:2016年10月10日


機種別一覧(その他)に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る