ガーディック外伝
メーカー:アイレム
開発:コンパイル
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1988年2月5日
価格:5500円
ジャンル:シューティング(アクション)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
72
プレイ時間・・・10〜20時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
サイコーや、サイコーなんや! だめですやーん
・『スターソルジャー』タイプの縦スクロールシューティングと、パッと見『ゼルダの伝説』チックな全方位スクロール型アクションパートが一緒になったユニークなスタイルの作品。SFチックな演出も多くて、当時の戦隊・特撮物が好きな人間にはグッと来るものがありますな。

・一発当たれば即死でやり直しでなく、ライフ制なのである程度ミスが許容されているマイルドなバランス。高い難易度である事が良しとされたファミコン中〜後期当時の作品としては、割と真っ当で遊びやすい難しさに収まっているのが有り難かったなぁ。突き抜けた完成度って感じではないが、全編が巧くまとまっていて遊びやすいのが最大の長所か。

・シューティングパートの背景スクロールなんかは高速ながら絵の崩れもなく動きがスムーズ。

・女性が主人公ってのは当時としても『メトロイド
』以降は割とありふれた部分ではあるんだが、人間型から直接戦闘機の形に変形するデザインが凝ってるなあと思った。ぴょーんとジャンプして股開いて裏返ったら戦闘機だもんね!
・中断機能があるのは良い。・・・が、長ったらしいパスワードを入力するのはかなり面倒でもあった。

・「“外伝”って名前に付いてるけど、これ何の外伝なんじゃ?」・・・ってずっと思ってた。MSXでしか遊べないのね。後になってから初めて知った。ま、シューティングだからストーリーとか別にどうでも良いんだけど。

・なんとなーくまとまりが良くて遊びやすいのは良いんだが、色んなジャンルを広く浅く集めたような感じで刺激があるかって言うとそうでもない。
感想じゃ
 全編通してSFチックな雰囲気がムンムンの佳作シューティング+アクション。鬼畜的な難度の多かったファミコンのゲームとしては(割と)マイルドなバランスチューニングで遊びやすいのが長所。アクション部分が『ゼルダ』チックとは言っても頭を使う内容って訳でもなく、シューティング部分はやや初見殺し的な部分も無くは無いが、割と場当たり的に遊べる気軽さが良い。

掲載日:2012年12月24日


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