マインドシーカー
メーカー:ナムコ
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1989年4月18日
価格:6500円
ジャンル:アドベンチャー
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透けて見える時計 透視や!せっかくだから透視パンツや! (なんちゅー…) |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
6 | 6 | 5 | 5 | 3 | 5 | 4 | 40 |
透視で 良い点を 見つけて下さい。 |
・超能力が当たり前になっている世界観はそれとなく魅力的でもあり、近未来的な雰囲気がエスパーネタを好む人には良いのではないかも思う。音楽やグラフィックも近未来的。 ・天文学的な確率でクリアが出来ないといったような事では全くなく、むしろ運のみが左右される分いつかはクリア出来るという意味では、誰でもクリアまでたどり着けるゲームだと言えるかもしれない。 |
予知で 悪い点を 当てて下さい。 |
・とにかく運要素が多すぎる!ゲームの趣旨はプレイヤーの超能力を用いて(ゲーム内で決められている能力とかいう意味ではなく、リアルにプレイしているプレイヤー自身の超能力の事)ゲームを進めるという事だそうだが、実際の内容は乱数を用いた完全に運頼みのゲーム内容でしかない。 ・そしてゲームから求められる課題が明らかにキツい。確率論的に何度かトライすればいつかはクリア出来る程度ではあるのだが、確率があまりに低いものだと最終的には0.5%ほどの確率でしかクリア出来ない課題もあるほど。 ・超能力のトレーニングも見た目のバリエーションには富んでるが、やる事はどれかを選んだりひたすらボタンを押したりする事だけなので操作する面白さが無い。 |
このゲームの 感想を 選んで下さい。 |
はっきり言って『超』運ゲーである。超能力を鍛えるという触れ込みだが実際は超能力もへったくれも無く、とにかく運でゲーム内容が左右されるゲームになっている。 このゲームをクリアするために一番必要なのは超能力ではなく、運と根気であると言える。何度も繰り返せばクリアに近付けるし、ゲームの上手さはほぼ求められないので、多少の運と根気さえあればクリアが難しいというわけでもない。 もしも超能力開発センターのようなものが本当にあって、超能力を鍛えるアドベンチャーとして考えたら意外と世界観は悪くなかったり。あくまで運要素ばかりなのが大問題なのであって、もっとゲーム性を増して運要素を限りなく減らして普通のアドベンチャーとして作ったら面白くなったんじゃないかと思う。 あと完全に蛇足なのだが、少し思う事がある。仮に、透視、念力、予知の3つの能力が本当に使える人がこのゲームをプレイしたとしても、まともに能力が活かせるのは予知しかないのではないかと思う。透視したところでテレビに表示されているカードの裏側が見える訳がないし、念力を使ったところでテレビに映ってるリンゴを動かす事が出来る訳でもないし。まともにゲームに活かせられるのは予知しかないのではなかろうか。そう考えると、超能力を鍛えるというこのゲームの透視及び念力というのはほぼ関係無いわけで…。 |
掲載日:2018年6月5日
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