チキチキマシン猛レース
メーカー:アトラス
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1992年3月27日
価格:3800円
ジャンル:レース(横スクロール)


執筆:アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
42
プレイ時間…2~3時間程度
※映像~ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良かですたい! ダメですばい。
・アイテムを使ってのボコスカ殴り合いのレースゲームという意味ではスーパーファミコンで出た『マリオカート』よりちょっと先!!…いやあ、地味だけどこの手のレースとしては世界初はこのゲームなんだ、発売日調べるまで知らんかった!

・一応、ボリュームはあるぞ!なんか無駄にグランプリが長い。なんか30レース以上させられるもん。退屈で死ぬかと思った(←フォローになってない)
・いやー、これは…超もっさり。一応ジャンル的にはレースゲームだけど、横からの視点だし恐ろしく展開がスローモーだしでスピード感の無い事と言ったら…!いやまあ、遅くても面白けりゃ全然構わないんだけど、また殴る or 殴られるでいちいち画面が切り替わるわ、コースも見た目的に代わり映えしないわ。いやー、これ…どうにかならなかったものかねー…。

・スクロールは超絶カックカク!!まぁ当時のゲームボーイは残像が結構強く残る安物の液晶だったから、展開自体が早くないってのはハードに合った仕様だったのかもしれん。…が、1秒間に数フレームしか描き替わってないと思われるカクカクぶりのせいで操作性まで劣悪になってしまっているのがどうにも。キャラの表示が大きいのは良いのだが動きが全くない一枚画ってのも面白みに欠けるし、当たり判定がどのキャラも見た目より大きいせいで隙間があるのに進めないとかストレスも溜まりまくり!あのぉ…これ、どうにかならなかったものかねー…。
感想ですけん。
 恐ろしくカクカクでスローモー、恐ろしく爽快感の無いレースゲーム。アイテムを駆使してのレースゲームって意味ではあの『マリオカート』よりも先に出ていたという事実はともかく、肝心のゲームとしての出来がとんでもなく低いのが悲しい。

掲載日:2013年9月30日


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