人生ゲーム
メーカー:タカラ
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1995年6月23日
価格:4660円
ジャンル:ボードゲーム


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
52
プレイ時間・・・5〜6時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 駄目ですばい。
・他機種版と違い、原作のボードゲーム版を割と忠実に再現した内容になっている(後半、ちょっと難易度が意地悪になってるけど)。下手に味付けされるよりは元のままの方がいい。

・多人数対戦でも人数分のカセットと本体が要らない!!なんてリーズナブル。ま、1台のゲームボーイを4人でクルクル回しで遊ぶって形式なんだけど(なんか原始的・・・)。
・駒の動きが遅い。ルーレットが止まるのが遅い。イベントでいちいちタメがある・・・、と言った具合故、テンポがよろしくない。

・多人数対戦で金がかからんのは非常に懐に優しいのではあるが、自分のターン以外は横から除くしか展開を知りようが無く、なんかショボーン・・・な気分になるのも確か。

・遊んだ履歴(プレイヤーごとの成績とか)が一切残らないのがちょっとさみしい。

・COM対戦の場合、動きのワンパターンさが気になる(何故か仕返しマスは「10万ドル取り上げる」ではなく「15マス戻す」しか使わない、職業はサラリーマンにしたがる等)。
感想ですじゃ
 TVゲームでは余計なアレンジが施されたり、もしくは逆に要素を大胆にカットし過ぎたりして詰まらなくなってる人生ゲーム。この作品はそんな中では珍しく、原作のボードゲーム版をそのまま乗っけた感がある。・・・が、ゲーム進行のテンポも悪いし、多人数対戦では自分のターンでしか正確に皆の状況を把握できないのはちょっと痛すぎるような。やっぱはずしてるんだよなあ。
 そもそも、この作品の場合、ハード選択自体を誤ってるように思われてならん。スーパーファミコンとかでこの仕様で作っとけば画面を共有できるから盛り上がりのレベルも違うと思うし、コントローラ足すだけで済むから割と資金的にも現実的だと思うのだが。ま、後々に出たWii版なんかよりは遥かに遊べる内容ではあるけどね・・・。

掲載日:2010年7月28日


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