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パックパニック
メーカー:ナムコ
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1994年12月9日
価格:3500円
ジャンル:パズル(落ちモノ)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 7 7 6 5 70
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・降ってくるモノには2種類あり、通常のブロックは横1列に並べれば消える。モンスターはたまに降ってくるパックマン(重力に従いそのまま下に走り、接地すると降ってくる時に向いていた方向に走る)に食わせないと消えない…と言う、結構特殊な条件になっている。パックマンの動きの法則性を考慮すると連なった直線状(曲がってもいいがなるべく分岐させない)ように繋げて一気に食わせるのが良いっぽい。うまくブロックを組み合わせて細長〜くモンスターだけで列を作り、一度にドカドカっと食わせ、更に隙間になったところに積んでいたブロックが埋まってバーっとブロックが消滅すると、うむ!!爽快ですな!ゲーム自体はキャラ替えの移植だが、キャラクターに合った美味いアレンジだと思う。

・キャラクターの動きはちまちましてる感じだけども、結構細かく動く手が込んでいる作り。BGMのチマチマ感と合わせて、レトロな感じを醸し出しているのが実にいい味。
ダメですばい。
・良い点でも挙げたブロック消去の法則だが、この手のジャンルのゲームの中では消える条件そのものが難しいので、ピンチに陥るとその状況から抜け出しにくい。妖精が降ってきて付近の行のモンスターを大量に消してくれる事もあるのだが、任意発動はできないので、それも狙いにくい。

・通常のスコアアタックの他に『ぷよぷよ』とかで言う『なぞぷよ』みたいなモードも入っているが、全体としてのボリュームはそれほどでもない。同時期のゲームボーイのゲームと比べて明らかに物量面が劣るって位でもないが、全体的にはこじんまりとした感じではある。
感想ですけん。
 大昔にゲオのワゴンで買って以来、ずっとほったらかしだったソフト(ゲオの商品のラベルから察するに北海道に居た頃だから2000年くらいに買ったソフトだ!!懐かしいぞ!)。

 アーケードとかで出てた『コズモギャング・ザ・パズル』のキャラ差し替え版との事だが、意外とこちらパックマンの方がキャラ的にはしっくり来てるのは不思議。ちまっとしたグラフィック(まぁ、簡素に見えるが動き自体は実は意外と凝ってる)がいかにもパックマンらしくて良し。
 落ち物系のパズルゲームとしてはシンプルなルールとは言い難いが、その辺りが長所でもあり短所でもあり。運良くピンチを回避できた…みたいな流れにはなりづらく、ハイスコアを狙うにはそれ相応に慣れは必要。その意味では「見た目よりも骨太でアーケードライクな作り」って感じかなーとは思う。

掲載日:2014年7月7日
更新日:2023年10月31日


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