パワプロクンポケット2
メーカー:コナミ
開発:KCE大阪(ダイヤモンドヘッド)
機種:ゲームボーイ
発売年月日:2000年3月30日
価格:4500円
ジャンル:スポーツ(野球・育成)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
6 | 7 | 6 | 7 | 6 | 7 | 8 | 70 |
サイコーでやんす! |
・王道に見えて何処かひねくれているような、パワポケシリーズ特有の魅力を感じるシナリオは相変わらず良い。本作からパワプロシリーズからの流通キャラは減り、パワポケシリーズだけの新たなキャラ達が主軸となって物語が結成されているのもあってオリジナリティを感じる。 ・本作から野球を基本に作られている本編とは全く異なる野球要素がほぼ無い世界での物語、『裏サクセス』が登場し始めた。パワポケシリーズの大きな魅力の一つとも言える要素で、その先駆けとなった本作の裏サクセス『戦争編』は第二次世界対戦時の日本軍をモチーフにした重々しいシナリオで、個人的にもお気に入りの世界観。 |
ダメだったでやんす… |
・本作の売りの一つにもなってるらしい同ソフトを持ってる相手との通信システム『転生』を前提に作られている点がある。転生を使わないと見れないエンディングがあったり、そもそもキャラ育成が前作よりやりにくいバランスになっていたりするので不便。 ・初プレイでは気付かないようなイベント、難易度高めのミニゲーム等、サクセスでの初見プレイヤー殺しな要素はそこそこある。特に裏サクセスは運要素がかなり多く、選手育成云々以前にクリアすらかなり難しい。サクセスは何度も繰り返す事を前提に作られたバランスなのは変わらず。 |
感想でやんす! |
前作の初代パワプロクンポケットとは違い、本家の実況パワフルプロ野球シリーズから引用されたキャラは少なくなり始めて本作からパワポケシリーズの色合いが出てきたとも言える作品。野球ほぼ関係無しの別世界での物語である裏サクセスの登場や、パワプロシリーズのキャラがあまり登場しなくなったりしている点に目新しさを感じる。 シナリオ面以外はバランスが良くなかったり、機種の関係上野球の出来が疎かになってるところもあるものの、本作からパワポケシリーズ特有の色合いが出始めてきて面白くなってる部分も多いので総合的には満足した。 |
掲載日:2018年1月30日
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