レーダーミッション
メーカー:任天堂
開発:任天堂 情報開発部
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1990年10月23日
価格:2600円
ジャンル:シミュレーション(シューティング)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
68
プレイ時間・・・10時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 ダメですばい。
・前面に押し出した派手さは無いのだが、潜水艦から見た多重スクロール等、グラフィックの趣向はなかなか凝っている。

・レーダーの警告音やミサイルの爆発音など、効果音も重さの感じられる出来栄え。

・とっつきは悪いものの実際はごくシンプルな内容なので、理解さえすればしっかり楽しめる。
・慣れるとじわじわ面白さが湧き出てくるタイプだが、非常にとっつきが悪い。内容が恐ろしく地味。

・じらし方が巧いとも言えなくもないが、演出が飛ばせないのでちょっとテンポが悪い。

・当時のゲームボーイのROM容量が少ないためか説明らしい説明も一切無く、かなり不親切。加えて、ゲーム内の文字が全て英表記であるため、やはりとっつきが悪い。日本語表記にしてくれるだけで大分マシになると思うのだが・・・。
感想ですじゃ!
 東日本大震災の影響でニンテンドー3DSの新作「STEEL DIVER」が延期してしまった。グチャグチャになった部屋の整理の際に出てきた本作を、悔し紛れに潜水艦繋がりで再び遊んでみた次第(苦笑)。
 シミュレーション的色合いの濃い“ゲームA”とシューティングチックな“ゲームB”の違った種類のゲームが用意されている(まぁ、マインスイーパー似のゲームと一人称シューティングのセットって感じかね)。実際は極めてシンプルな内容なのだが、ゲーム内に説明らしい説明が無く、文字も全て英表記であるため無駄に敷居が高いのが欠点。ただ、じわじわと面白さが出てくるタイプでちょっとした空き時間にもいい。
 しかし、本作が宮本茂氏率いる情報開発本部系列の開発作品だとは最近任天堂HPの『社長が訊く』で読むまで知らんかったよ。「STEEL DIVER」も今一つ内容がつかみにくい作品だが、このゲームの延長上にあるものと捉えていいのかねえ。もしそうだとすれば、えらい地味な作品の続編を作る気になったもんだ!!

掲載日:2011年3月21日


機種別一覧に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る