X(エックス)
メーカー:任天堂
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1992年5月29日
価格:3900円
ジャンル:シューティング(3D・ワイヤーフレーム)


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GBカートリッジ

ワイヤーフレームチックな照明でもどうぞ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 7 7 9 7 6 6 76
プレイ時間…20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!!
・まず、ワイヤーフレームによる3Dの表現が斬新。ゲームボーイでそれをやる度胸と技術力にはただ感服。要所要所で指示を出してくれる指揮官もワイヤーフレーム!ちょっとヘンな味があって良い。

・全体のボリュームはそれほどでもない感じだがミッションのバリエーションはなかなか豊かで好印象。初期のゲームボーイって枠で見ればそこそこ充実した内容かと。
イカンですぞね。
・3D演算が性能の低いゲームボーイにはやっぱり辛いのか、秒間フレーム数は非常に少なく、操作感覚はかなり重い。オマケに難易度自体も操作に慣れるまでは苦戦続きであり、難しい。総じて敷居は全体的に高め。もうちょいプレイヤーを丁寧に誘導してくれれば良かったのだがよくも悪くも突き放し気味で古典的とも言えるか。

・人によっては画面が無機質で地味な感じに見えてしまうこともあるかもしれん。わしゃ、この無機質さが好きだけどな。
感想でごじゃる。
 ゲームボーイという性能が低いハードながらワイヤーフレームで3Dシューティングを遊べるのがなんとも凄まじくもあり、主に技術的な部分で度肝を抜かれるゲームですな。一見その奇抜さのみに目がいっちゃうけど、ゲームとしてもしっかり練り込まれた内容。バランス的には突き放し気味でとっつきは悪いが、慣れてくればジワジワと楽しめる。

掲載日:2004年9月7日
更新日:2017年6月27日


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