ボクらの太陽
メーカー:コナミ
開発:コナミ 小島プロダクション
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2003年7月17日
価格:4980円
ジャンル:アクション
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GBA版 ついでにイケイケなサングラスでもどーぞ! |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 7 | 4 | 8 | 8 | 8 | 7 | 62 |
good!良いぞ! |
・太陽センサーがカートリッジそのものに備わっており、現実の太陽光を使って遊ぶというシステムが実にユニーク。物語にも太陽が深く関わっており、それだけに太陽が出ていない日だとゲームも不利になったりするので、太陽を重視したゲーム内容は斬新。 ・メタルギアシリーズを作っている小島プロダクションが作ってはいるが、比較的クセのあるゲームなメタルギアシリーズとは違いかなり王道的なストーリー。アクションも王道的ながらよく作り込まれており、実際のゲーム内容は万人受けしそうな良い出来になっている。 ・悪いところで太陽センサー周りのせいで快適じゃないと言及しているが、それ以外のプレイは快適。思ったようにキャラを動かしやすく、ゲームバランスも難しすぎず優しすぎない。 |
bad!ダメだぞ! |
・とにかくリアル太陽が出てないと物語が進めるのが大変。実際の天候に左右されやすく、部屋の中に居たりしてもわざわざ日の当たる場所まで動かなければならず、快適にプレイしにくい。 ・従来のタイプのゲームボーイアドバンスにこのゲームを差し込むと、太陽センサーが後ろにある形となり、太陽光を背面に当てるようにプレイしなければならない。つまり逆光でプレイしなければならないので画面が見辛い。ニンテンドーDSでプレイする場合でも手前の下部分を太陽に当てるようにしなければならないので、これまた太陽の光に画面が照らされて見辛くなる。 ・夏場等は太陽に当たりすぎると日射病等になる可能性もあり、ゲーム内でも注意喚起されてはいるが危険。日焼けもするかもしれないので、どちらかと言うと冬場にプレイしなければ快適にプレイしにくいかもしれない。それらを全て蔑ろにする手段として市販のブラックライトを太陽センサーに当ててプレイするという方法もあるが…もはやゲームの本質と違いすぎてなんとも(苦笑) ・常に斜めからの視点なので遠距離の狙いがつけにくい事がある。 |
Impression!感想だ! |
太陽センサーで実際の太陽を使ってゲームを進める!という実に斬新なアイデアは最初はインパクトがある。さらにストーリーやアクションも王道ながらよく出来ており、もしかすると太陽センサー云々の問題が無ければ80点近くは評価できそうなくらい。 ちょっと進めてくると太陽を実際に使うシステムが鬱陶しくなってくる。最初のインパクトこそあるが、実際の太陽に影響させられすぎていつでも快適にプレイできるとは到底言い難い。この独特さが面白い人もいるのだろうけど…。 自分のようにプレイヤーが家で日陰でのんびりとゲームをする主義だったりすると、実際の太陽を駆使してプレイするスタイルがキツい!。噂でブラックライト(紫外線ライト)を使うと太陽光の代わりになると聞き、ブラックライトを使ってプレイしてみた。ブラックライトを使ってプレイするとそこそこ速くプレイできるが、ゲームの主旨とは違う太陽の力ではないものを使ってゲームを進めるというのも面白味に欠けてしまう。 スゴく致命的な事を言うと、この太陽センサーシステムが無ければもっと快適にプレイしやすかったのではないだろうか。少年漫画のような雰囲気ながらも作り込まれた物語や、快適に楽しめるアクションといったゲームとしての面白さは十分あるので。しかしながら本作に続くゲームボーイアドバンスの全3作は全て太陽センサーを使ったゲームシステムとなっている。 |
掲載日:2017年4月17日
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