黄金の太陽 開かれし封印
メーカー:任天堂
開発:キャメロット
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2001年8月1日
価格:4800円
ジャンル:RPG


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
77
プレイ時間・・・35〜40時間
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
おおぉ、すんばらしいッ! だめだこりゃ!
・グラフィック、特に戦闘画面がキレイ。キャラが良く動き、魔法の効果も派手。視点がぐるぐる動くのにも驚き。グラフィックに力が入っている割にはテンポも悪くないのが嬉しいね。

・戦闘は他のRPGでありがちなMPの節約をあまり必要としないので、ガンガンエナジーを使えて爽快。

・ダンジョンではかなり謎解き要素が多く、それらはエナジー(魔法)を使って解いていく。戦闘だけでなく、フィールドでも謎解きに使えるのはユニーク。
・全体的な完成度は高いのだが、システムもシナリオもオーソドックス過ぎてこの作品ならではの個性がなく、地味な印象。

・ストーリーは強引な進行を見せる割には驚くような展開はなく、殆ど印象に残らない。何より途中で終わってしまう「続編を買ってね」的な終わり方は悲しい。一つの作品として発売するならば、ある程度の区切りは欲しかったところだ。

・ジンの開放によって職業がコロコロ変わってしまい、呪文を把握するのが面倒。回復呪文が使えなくなったりしてややこしいので、結局はそのシステム自体を使わなくなってしまう。

・キャメロット作品で多く見られる「キャラがブルブル震える」現象は健在。なんか気になって気が散るぜよ(笑)。
感想じゃ
 見た目は派手だが中身はごくオーソドックスなRPG。無難に楽しめる一方、ストーリーが印象に残らず物足りなさもある。話が途中で終わって「続編をお楽しみに!」な終わり方をするのも納得がいかない。エナジーを駆使した謎解きなどの見るべき点はあるゆえ、欠点が気にならない人なら楽しめるかな。

掲載日:04年7月24日
更新日:05年8月25日


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