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パワプロクンポケット5
メーカー:コナミ
開発:コナミ ダイヤモンドヘッド
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2003年1月23日
価格:4800円
ジャンル:スポーツ(野球・育成)
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 9 | 8 | 8 | 7 | 8 | 8 | 75 |
サイコーでやんす! |
・メインの通常サクセスは、パワプロクンポケット2の時と同じプロ野球編。ある人物と体が入れ替わってしまい、完全に転落人生となってしまっても、プロ野球選手として大成していく物語がアツい。本作は彼女に出来るキャラがシリーズ中最も多いのも特徴。 ・本作の裏サクセスが一つのRPGとしてもよく出来ている。三国志のように三つの国に分かれ、領地の取り合いを目的とした一風変わったシステム。属する派閥によって攻略難度や育成の効率が変わるので、周回プレイをしても新鮮味をそこそこ楽しめる。戦略性が深く考えさせられるRPGという試みが面白い。 ・『ゲームがいろいろ盛りだくさん!!』のキャッチコピーの通り、本作はゲームとしての幅がしっかり広くなっている。普段の野球サクセスやRPG仕立ての裏サクセスも順当に進化してるし、何よりも本作に収録されてる落ちモノパズルゲームの『ハコdeグチャッ』は独特のシステムがなかなかクセになる面白さで、このゲームのみ単品で一作品作られてもいいんじゃないかと思うほど。 ・要所要所で使われてる曲も、物語の舞台と合っている良曲が多い。 |
ダメだったでやんす… |
・表サクセスでは試合の進行が自分が打席に立った時など以外はほぼ自動で進められ、プレイヤーの腕前だけでは優勝出来るとは限らなくなってしまった。チームが優勝出来なくともクリアに支障は無いが、下手に運要素が絡んでしまうのは微妙なところ。 ・裏サクセスでは、前作に引き続き戦闘中に味方を操作できないなど、RPGとしてはまだ物足りない点も幾つかあるような。 |
感想でやんす! |
高校野球→プロ野球→社会人野球→高校野球というルーチンでシリーズごとに舞台設定が変わるパワポケシリーズにおいては、二回目となるプロ野球編の物語。過去作から繋がってる話もあるが、本作から入っても大丈夫。 GBA時代のパワポケの中では、最もバランスよく高水準に完成した作品ではないかと。落ちものパズルゲームの『ハコdeグチャッ』もハマる。『野球も出来るバラエティゲーム』とも言われてるパワポケシリーズだが、本作からは野球以外の面もさらに本格的に楽しめるようになってきているので、そのフレーズもあながち間違いではないなと感じたり。 |
掲載日:2019年12月17日
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