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リズム天国
メーカー:任天堂
開発:任天堂企画開発本部
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2006年7月13日
価格:3800円
ジャンル:アクション(音ゲー・ミニゲーム集)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 9 | 9 | 8 | 7 | 6 | 86 |
ええのぉ。 |
・メイドインワリオにほんのり音ゲー的な遊びを混ぜ込んだ印象。見た目なんかはモロにメイドインワリオなんだが、遊んでる感覚は意外と違う。音符が流れてきてタイミングよく押していく既存の音ゲーとも違う。シンプルながら新たな切り口の音ゲーと言えそうです。 ・スタッフが同じであるゆえか、ゲーム全体に漂う気の抜けた雰囲気はメイドインワリオに近いものがある。キモカワイイ系のキャラクターがイイ味。 ・サウンド面が貧弱なゲームボーイアドバンスながら、そのハンディを感じさせない楽曲の数々。この辺は流石か。見事ですな。 |
いかんのぅ。 |
・プレイヤーの音楽のセンスに難易度は大きく依存する。フェイントくさい意地悪な引っ掛けポイントも多く、センスの無い人だとしんどいだけかも。 ・似たシステムのメイドインワリオに比べると1つ1つのミニゲームが長く、上記の引っ掛け的なリズムの崩しも混ぜ込まれるため、集中力を切らさず遊ぶのが意外と疲れる感じではある。 |
感想じゃ。 |
時代が完全にゲームボーイアドバンスからニンテンドーDS全盛に移ってからひょっこり出てきた作品。当初は伏せられていたが、少し経ってから元シャ乱Qでモー娘。などのプロデュースも行ったつんく氏が監修している事が明らかになった。 GBAも末期の末期になって、いきなりこんなインパクトのある作品と出会えるとは思わなんだ…!…と驚いていたモンである(笑)。 下地になってるのは間違いなくメイドインワリオで雰囲気もシステムも(あと製作チームも)酷似している。だけど、超短時間のミニゲームの連続のメイドインワリオに対し、リズム天国は一つ一つのそれなりにボリュームがあるミニゲームがしっかり作りこまれてるカンジとは言えるか。プレー感覚は似てるようで意外と違う。これはアイディアの勝利ですかな。 |
掲載日:2006年9月7日
更新日:2020年4月7日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 9 | 10 | 8 | 8 | 7 | 88 |
とってもサイコー!! |
・複雑かつ敷居の高いヘビーユーザー向けの一般的な音ゲーとは明らかに違う、非常に取っ付きやすく敷居の低いライトユーザー向けのゲームシステム。音ゲーとしての技術よりはリズム、ノリ感を必要としたゲーム性で、分かりやすいながらもありふれたシステムでないのが素晴らしい。 ・ステージクリアに何度も苦戦するとそのステージをスキップ出来るようになる事や、大まかにプレイの内容を分析してコメントしてくれる等、とにかくゲームに慣れていない方への配慮が行き通っている。その一方でパーフェクトを目指すとそこそこ手応えがある等、プレイヤースキルを問いすぎる事もない。 ・メイドインワリオの製作チームが関わってるのもあり題材やシチュエーションが非常にユニーク。こんなネタをリズムとして取り入れるかと驚かされるばかりで、動きもコミカルで味があるものが多い。 |
少々、駄目なようでござる。 |
・音楽を聴かないとまずまともに楽しめず、携帯機であるGBAだと外出先でふとプレイしにくいという点はある。イヤホンを付ける等の工夫が必要。 ・何度もプレイするような内容ではないので、そこまでやり込めるゲームではない。 |
コメントですよ。 |
ハロプロやモーニング娘等をプロデュースした、本人もミュージシャンであるつんく♂氏がついにゲームもプロデュースした!!。ただ音ゲーとは違う、むしろ音ゲーに対するアンチテーゼなゲームだと聞いていたがまさにその通りで、敷居が低いリズムゲームという独特なジャンルのゲームに仕上がっている。 スタッフが同じでもあるメイドインワリオのノリと、ノリ感ゲームであるリズム天国が妙によくマッチしている。ヘンテコ具合が逆に敷居の低いゲーム性と合っていたのだろうか。とにかく色んな方々に楽しめるゲーム。 |
掲載日:2017年8月14日
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