トルネコの大冒険2アドバンス
メーカー:エニックス
開発:チュンソフト
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2001年12月20日
価格:5980円
ジャンル:RPG


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 85
プレイ時間・・・40時間程度
※映像~シナリオは10点満点、総合評価は100点満点
ここが良いッ! ここがイカ~ン!
---今回の移植で新たに感じたこと---
・解像度が小さくなったが、見易さや元の作品の良さは損なわれていない。

・ロード時間が短縮され、スムーズに次のフロアに移ることができるようになったのは嬉しい。

---プレイステーション版と同様のところ---
・とにかく、バリエーションが豊富なダンジョンの数々に圧倒される。前作は最初からかなり難易度が高めだったのでとっつき辛さもあったが、今回は順を追ってルールを覚えながら、徐々に難しくなる過程を楽しめる作りとなっているのも良いね。恒例ともなったエンディング後のダンジョンだが、今回はむしろエンディングからのボリュームの方が凄いくらい。遊んでる感覚は「ラーメン通り食べ比べ」って感じだよ、もう(謎)。

・これまでの不思議のダンジョンシリーズではやや薄味だったストーリー面も強化され、続きが気になりドンドン遊べてしまう。

・転職システムにより全く通常とは違う戦い方を求められる「戦士」や「魔法使い」になることもでき、まるで違ったゲームのような楽しみ方もできるのは面白い。
---今回の移植で新たに感じたこと---
・プレイステーションのオリジナル版と比較すると、コントローラのボタンが少ない事による操作感の悪さ(斜め移動、メニュー周りの操作)や、画面を切り替えなければマップが表示されないなどの性能面の限界等、操作やシステム面で不満点がちらほら見受けられる。

・せっかくスーパーファミコンと同じカートリッジ形式に戻ったのに、オートセーブされない。また、携帯機かつ「じっくり」系のゲームなのに、途中で一時中断できるような機能が無いのも不親切。

感想DA!
 移植作品だけあって、もととなったプレイステーション版を遊んでいた場合は目新しさは皆無。ただ、あれだけのボリュームのある作品を携帯機で遊べるのは嬉しい。気軽に遊びたい場合はこちらをチョイスするとヨロシ!アドバンスのゲームだからニンテンドーDSでも遊べるよ。

掲載日:07年8月17日


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