1080°シルバーストーム
メーカー:任天堂
開発:ニンテンドーソフトウェアテクノロジー
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2004年1月21日
価格:5800円
ジャンル:スポーツ(スノーボード)


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
64
プレイ時間・・・15時間
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
ええのぅ いかんのぅ
・前作よりも操作がかなり易しめになり、バランスを崩しにくくなったので大雑把な操作でもそこそこイケる。さすがにクリアには練習は要るが、アクションが苦手な人でも完走だけなら簡単にできるハズ。

・ゲームモードが多彩なので色々な楽しみ方ができるのが嬉しいね。

・ジャンプの着地でパウダースノーが舞う、地吹雪でウェアに雪が付くなどの細かい演出の描写はこだわりの一品。
・1080の最大のウリであった「雪の質感」が感じられず、残念な事この上なし。シリーズとして出すからには優れた部分はきっちり継承していきゃなきゃならんよ。

・レースの前に長い読み込みが発生し、快適に遊べないのでストレスがたまってしまう。開発元のNSTの皆さん、ウェーブレースの時からちっとも進歩しとらんよ・・・。

・操作面での敷居が低くなったのは良いが、挙動が軽過ぎてどうも不自然に感じてしまう。なんかキャラクターの動きもなんだか怪しいよ〜(笑)。

・ニンテンドウ64版がマッチプレイしかできなかったのは性能面での限界によるものと思われるが、今作でも前作にならってCOMとの対戦が2人でしかできないとはね。進化させるべきところはしっかり進化させて欲しかったな。あまりに内容が愚直過ぎて落胆です。
感想(グチ)じゃけい
 ゲームキューブと同時発売の「ウェーブレース ブルーストーム」等を製作したニンテンドーソフトウェアテクノロジーの作品であるだけに、薄々嫌なヨカンはしておったが、案の定微妙な出来栄えであった。ニンテンドウ64の前作「1080°スノーボーディング」のような他を圧倒する雪の質感やグラフィックやレベルの高さが跡形も無くなり、フツーのスノボゲームになっちまった印象。とりあえずシリーズの作品と言う事でタイトルとキャラクターだけ持ってきた、って感じだな。任天堂よ、頼むから安易な下請けはもう止めてくれぃ!もし次回作があるなら任天堂社内製作で。それが駄目ならもう出すな。
 ・・・・・・って、ゲームキューブの任天堂が下請けに出した続編モノのレビューではくどいくらい毎回言ってるな。ま、それだけ前作より完成度の低いorインパクトの弱い作品が多かったってことなんだが。アクションを中心に様々なジャンルで多くの神ゲーを世に送り出してきた任天堂。一つのメーカーが多少足掻いたところで数の少なさをカバーできるわけもない。安易な方法でソフトの本数を稼がず、品質の高い作品を生み出して欲しい。完成度の高さこそが任天堂作品の最大の強みだったのだから。

掲載日:05年8月17日

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1080°スノーボーディング (1998年・N64)


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