バテン・カイトスII
〜始まりの翼と神々の嗣子〜

メーカー:任天堂
開発:ナムコ、モノリスソフト、トライクレッシェンド
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2006年2月23日
価格:6800円
ジャンル:RPG


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
45
(暫定)
プレイ時間・・・45時間程度
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
いいねぃ!たまらんぜぃ! べらんめい!いけねえぜぃ!
・前作と代わり映えしないので目立たないが、グラフィック、BGM共に高品質でよかった。

・デッキやカードの整理が前作よりもやりやすくなったのが良い。

・ストーリーは先が読めないドキドキワクワクの展開。非常に楽しかった。

・難易度は高めだが、レベルを上げればなんとかなる範囲(とりあえずはデータ破損までの範囲で)。

・パッケージの形状が前作のような1枚ごとの形状ではなく、通常の2枚組みパッケージになったので収納が楽になった。
・データ破損バグの存在。その他にも数回フリーズした。本体やメモリーカードの調子がおかしいのかと思いきや、たまたま見つけたサイトでバグである事が判明。やりきれん気持ちで一杯になった。発売延期してもこのバグだらけの現状とは、もはや、呆れてモノも言えん。これは大幅減点ね。

・前作のパーティのメンバーが多かっただけに、今作の3人は少な過ぎるように感じた。

・シンボルエンカウントのダンジョンの中は兎も角、街の中でダッシュに制限をかける必要性が見出せない。ストレスがたまるだけだと思うんだけどなぁ・・・。
感想などなどじゃい
 セーブデータの破損バグの存在だけで、まず製品として落第。他にもフリーズする事が多いなど、作りの甘さが本当に頭にくる。ユーザーからカネを取るにも値しない駄作じゃな。自分の場合、複数セーブデータを用意していなかったゆえ、データ破損までに費やした40時間が無駄になってしまった。始めからバグの存在を知っていたら回避できたのだろうが、攻略サイトを見ないで遊んでた事が逆に仇となってしまったとはね・・・。バグが一切無ければ上の点数で+30〜40点の上乗せはできそうな内容だったんだが。攻略サイトを見ながらバグを回避しもう一度最初からやり直す気力はワシには無い。
 ナムコの作品では昨年も「ソウルキャリバー3」でセーブデータ絡みのバグがあった(メモリーカードの内容がパァになる、ってやつね)。この短期間で致命的なバグを連発するとは、ユーザーをナメてるとしか思えない。
 前作には楽しませてもらったゆえ、本作にも発売前から非常に期待していた。それだけに今回の失態には本当に失望。とりあえず、ゲームでここまで頭に血が上ったのは久しぶり。ホントに頭にきたのでペナルティとしてナムコのゲームは2〜3年は新作で絶対買わん。ムキーっ!!・・・大人気ないけどさ。それほど激ムカだってことだぜよ。

<追記(06/4/10)>
 任天堂宛に「再開できなくなったじゃねーか!ボケェ!」といった趣旨のメールを送ったところ、以下の回答があった。


任天堂ホームページをご利用いただきありがとうございます。
アルツ大王(仮名)様からいただいたメールについてお答えいたします。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

「バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子」についてご指摘
頂いた件ですが、現在弊社にて調査を進めている段階でございます。
申し訳ございませんが、もう少しお時間が掛かってしまいそうな
見通しとなっております。

調査中であることから現時点で明確なお約束はできませんが、原因
や改善方法など何か分かり次第、別途ご連絡させていただきたいと
思います。

ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんが、皆さまが安心して
ご使用いただけるよう更なる努力をしてまいりたいと思いますので、
引き続き、弊社製品のご愛顧をよろしくお願い致します。



 以上のような内容である。任天堂のユーザサポートには定評があるゆえ、今回もユーザを悲しませぬ結末が無いと信じたい。今後の展開をまったり茶をすすって待つとするかの。よって、このレビューでの評価は暫定のものとします。

掲載日:06年4月2日
更新日:06年4月10日


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