From TV animation
ONEPIECE トレジャーバトル!
メーカー:バンダイナムコゲームス
開発:ベック
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2002年11月1日
価格:6800円
ジャンル:アクション


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GC版
  
原作83巻 ついでにおやつ

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 4 8 5 6 70
プレイ時間…100時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かったぞ!
・基本は3D空間で、必ず2対2のチーム戦で戦うシステムになっているが、それに加えて本作のメインバトルの『宝箱を自陣まで運ぶ』というルールが画期的。ひたすら戦うだけでなく、お互いの協力や役割分担がとても重要でかなり盛り上がる。

・マッチアップ等で用意されているバトル開始時と終了時に入る掛け合いが極めて豊富。原作で関わりが僅かしかない相手でもしっかり会話が用意されていたりする。使い回しもあるが、キャラのイメージと合った掛け合いが揃っており素晴らしい。アニメ版と同じ声優さんで、フルボイスなのも驚いた。

・技が単純で、ゲームに慣れていない人でも解りやすい。
駄目だったぞ!
・通常のトレジャーバトルのステージ数が少なく、なんと4つのステージしかない。他のモードのステージを増やすより、こちらのステージを増やしてほしかった。

・バトルが始まるまでのロード時間が長かい。

・プレイしているとカメラがしょっちゅう上向きになったりと、カメラワークが悪い。

・同キャラ対戦が出来ず、使いたいキャラが被ると使えなくなる事が多い。

・敵CPUが使うキャラによって強さが大きく異なる。さらに足の遅いキャラを使わせると、こちらが宝箱を持って逃げている時に一定の距離を保つだけで攻撃をしてこなかったりと、おバカな面が多い…。CPUが上手に使える数少ないキャラであるルフィやシャンクス辺りを使わせないとまともにバトルにならない事も。
感想だぞ!
 正直言って非常に粗の多いゲーム。快適性は悪く、ステージも少なくて困る点が実に多い。ただ、宝箱を運ぶというバトルシステムがこれまで無かったのではないかと思うほど画期的で面白い。2対2のタッグマッチなので、対戦プレイを推進しているゲームキューブとの相性も良い。

 個人的にはワンピース云々よりも、とにかくメインのトレジャーバトルのシステムが面白かった。それにしても、この対戦システムは腐らせておくのは勿体ない。近いシステムで言うならFPSゲームにあるようなフラッグバトルとでも言えそうな…。本当にこのバトルシステムの面白さだけでこのゲームは価値を一気に上げているのではないかと。しかしながらその他の粗の多さがキツい。

掲載日:2016年12月26日


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