大玉
メーカー:任天堂
開発:ビバリウム
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2006年4月13日
価格:6800円(マイク同梱)
ジャンル:アクション(ピンボール・ウォーシミュレーション)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 10 | 4 | 9 | 3 | 5 | 7 | 58 |
よいとこ | こまったとこ |
・練り込まれた世界観は秀逸。戦国時代・ピンボール・リアルタイムシミュレーション・任天道の組み合わせは独創的度肝を抜かれる。硬派な雰囲気とアホらしさが同居しているのがいい。 ・秀爺(俳優、大滝秀治氏)による語りもこれまでのゲームにはない深みが与えてくれてるね。罵倒され続けなのは腹立つけど。まぁ、それも味のうちかもね。 ・難易度が高い分、上手くいったときの達成感はある。 |
・操作が複雑過ぎる上に、リアルタイムシミュレーション的な要素も強く、アクションとシミュレーションを同時にこなしてるような錯覚。おまけに制限時間まで!とてもじゃないが頭の回転の指先の動きがゲームの忙しさについていけない!嗚呼口惜しい!重たいゲームが好まれない昨今、ここまでハードな内容にしなくても良かったんじゃない?ごちゃごちゃと色んな要素を詰め込み過ぎて魅力が大幅に損なわれた感じ。 ・キャラクターや仕掛けの描写が細かすぎて、戦況を把握しづらい。これも結構イタイ。 |
感想 |
04年頃からかなり期待してた作品。舞台が戦国時代でジャンルがピンボール。エ!?ナニ、任天道!?なんじゃこのノリはー的な雰囲気が最高に良いんだ。ここまで徹底的に作り込まれた馬鹿馬鹿しさはもはや芸術の域だね! その反面、ゲーム内容は非常に複雑でとっつきが悪過ぎるのが惜しい。コントローラの各ボタンをフルに活用した上にマイクで兵に指示を出し、その上、制限時間があって味方の配置や数まで心配しなきゃらならい。やってりゃその内少しは進めるにしても、ここまでマゾゲーにする必要があったかというと、どうもそうは思えぬのだ。良くも悪くも尖り過ぎてて人を選ぶ内容なのが残念。もっとまろやかな内容でも良かったと思う。ワシ的には世界観が大のお気に入りだっただけに終始イライラしっぱなしでほとんど楽しめなかったのが残念。 まぁ、馬鹿ゲー好きかつ腕に自信のある人ならこの作品の魅力をフルに堪能できるでしょう。ヘッポコのワシには残念ながらムリ! |
掲載日:06年6月27日
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