ソニックドリフト2
メーカー:セガ
機種:ゲームギア
発売年月日:1995年3月17日
価格:3800円
ジャンル:レース


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
51
プレイ時間・・・3〜4時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
ぐぅれいと! おうのぅ!
・見た目がちんまいながらもスピード感はそれなりにある。ドリフトの爽快感はなかなか。

・強引な表示ながらも傾斜地形の表示だとかやらかしてるあたり、コダワリが窺える作りではある。

・参戦するキャラが結構増えた。うむ、少ないよりは多い方が嬉しいよな!単純に。

・アイテムが追加され、より『マリオカート』っぽくなった!
・ゲームギアというハードである事を考えれば良くは出来ていると思うけど、一本のレースゲームとして「面白い!」とか「白熱する!」とかそう言った気持ちが味わえるかと言うとそうでもない。『低性能ハードにしては』って言う前提条件込みなら見た目も内容も凝ってるとは思うけど、このゲームを制作したスタッフが目指したであろう“域”(そう、あの某ヒゲオヤジのレースゲーム)にはまるで到達していない。ハードの選択からして間違ってる気が。

・なんかCOMの動きが明らかに不自然でおかしいです、旦那ァ!なんかプレイヤーが1位になると後ろから猛ダッシュして抜き返してくるんだけど、幾らこちらが速く走ろうが後ろからガツガツと理不尽な速度で突っ込んで来るのには閉口。マトモに相手をするよりは、ダッシュアイテムを取っておいて2位で後ろに付いておき、ゴールが見えた辺りでダッシュしてかわすと言う攻め方が1番効率が良い模様。んー、前作『1』の時はこんな不自然な動きはなかったと思ったが、どうしてこうなった?
感想じゃい
 いかにも「マリオカートに対抗して作ってみました」的レースゲーム第二弾。・・・とは言っても前作と同じ非力なハードである上に、期間もさほど間を空けずの発売だけあって見た目的にはほぼ一緒。ただ、あれこれ手は加えられていたようで、キャラは結構増えてるし、アイテムとか使えるようにもなってる。しかし、これで(パクリ元に)追いついたかって言うと・・・うーーーむ。ハードの割には頑張ってはいるけれど、『マリオカート』の面白さには悪いけど遠く及ばんです。この『2』はマリオカート寄りにチューンされてるだけに余計そう言うイメージが強い。

 前作のレビューでも書いたような気がするのだが、根本的にハードの性能が足りてないのではないかと。レースゲームとか処理が重いゲームなんかさ、もうちょっと性能の優れた機種で出せば良いのにと思ってしまうのは拙者だけでしょーか。このゲームが出た頃には既に発売していたセガサターンなら見栄えの良い、そして内容も濃い物を作れたであろうにな。それが無理でもせめてメガドライブで出せば良かったのにネェ・・・と。

掲載日:2013年1月21日


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