レンタヒーロー
メーカー:セガ
開発:セガ AM2研
機種:メガドライブ
発売年月日:1991年9月20日
価格:8700円
ジャンル:アクションRPG


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
51
プレイ時間・・・10時間程度
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 ダメですばい。
・アホや、こいつぁアホや!!シュールな事、この上なし。アホくさいシナリオは面白い。好みは分かれそうな内容だが、個人的には好き。後半にかけては意外な展開もあったりしてなかなかの盛り上がりも。

・グラフィックは素朴ながらも不思議な味わいがある。
・発売した年と比較してRPGとしてのシステムがかなり前時代的。難易度は比較的高めな部類だと思うが、その難しさにしても内容そのものから来る難しさじゃなくて不親切さに拠る難しさなのがキツいところ。

・戦闘はサイドビュー型のアクションになるのだが、攻撃の種類が少なく、挙動もモッサリでワンパターンになりがちで、ハッキリ言って面白くない。

・イベントを進めるためのフラグがどこで立つのか判りづらいため、詰まってよく先に進めなくなる。イベントを求めて広いフィールドをあちこち移動しまくる作業が地味に辛い・・・。
感想じゃけんのう。
 一部ではカルト的な人気を持つセガAM2研のアクションRPG。狙ってしっかりと作り込んだ“バカゲー”って感じではあるのだが、ちょっとの工夫でずっと面白く出来たんじゃないかと思ってしまうような欠点が多いのもまた確か。個人的には別に思い入れも何も無いので『カッタルイRPG』って言う印象しか残らなかったんで、上記の評価で・・・(苦笑)。アホ臭いシナリオは結構好きなんですがね(ただそのシナリオにしても面白い部分とダルくて読み飛ばしたい部分が混在している状態だったが・・・)。

 AM2研と言うセガの中核を成すメイン部署がこういった半端過ぎるモンを作ってる辺りが、社内製作物でハズレらしいハズレを殆ど作らなかった任天堂との差なんじゃないかと思ってしまうが・・・、まぁその辺は正に『余計なお世話』ってとこでしょーが、ははは。

掲載日:2013年1月7日


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