ソニック・ザ・ヘッジホッグ
メーカー:セガ
機種:メガドライブ
発売年月日:1991年7月26日
価格:8800円
ジャンル:アクション(2D)
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メガドライブ版 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 7 | 6 | 9 | 5 | 6 | 67 |
いいねぃ。 |
・本シリーズならではのスピード感は第1作の本作の時点で圧倒的。スピードがのった時のスリルはたまらない。うむ、こりゃまぁメリケンさんに受けるのもわかる…ような気がする。 ・チェック模様多用だとかカラフルなんだけど同時にどこか涼しげで洗練された感じの雰囲気も感じられるグラフィック。こちらも個性的でかなりいい感じですな。 ・DREAMS COME TRUEの中村正人氏作曲のBGMがゲーム音楽っぽくなくて、響き的にキャー!なんかオシャレー!(謎) ゲーセンのUFOキャッチャーなんかでもよく流れてて『ソニック=コレ』ってイメージが刷り込まれてるせいもあろうが、違和感もナシ。 ・敵に当たると集めたリングをバラバラバラーっと散らかしてしまうが、消える前に回収できれば取り戻せる。リングが1個でも残っていれば即ミスにならないのは敷居を下げるのに作用しているとは思う。 |
う〜む。イマイチ。 |
・慣れるまではこのゲームの最大のウリであるハズのスピード感を味わえない。操作自体は簡単なのだが、いたるところにソニックをはじき返すバネやダメージを受けるトゲなどが設置されており、なかなか高速走行の状態を維持できずイライラ。高速で疾走していて瞬時にトゲを見つけて避けるとかほぼ無理ゲー。とにかく障害物の位置を覚えなければ先に進むのが辛いバランスで初見殺し的な要素が多いのが厳しい。このゲームならではの良さを味わうにはある程度このゲームに慣れなければならず、良さを自分で潰してしまっている感あり。後半の救済措置の無い鬼バランスもキツい。 ・ガーッと走ってクリアできるのは序盤の序盤だけ。最初以外は殆ど高速で移動できる箇所は無い(あると思ったら跳ね返しの罠があちこちに設置されてたり)。極めればノンストップ、ほぼダッシュでクリアできるマリオの方が余程高速アクションだと思う。 ・中断機能やパスワードが一切搭載されてないのは1990年代の作品としては不親切であり、やや前時代的かと。 |
感想ですけん。 |
スピード感がウリとなっている(日本ではビミョーな気はするが)アメリカでは超人気シリーズの第一弾。任天堂のスーパーマリオに対抗して作られただけあり、ありがちなアクションゲームではなく随所にマリオとの差を出そうという意志は感じられる。…のだが、やたらステージ構成が意地悪でストレスに繋がり易い他、初見殺し要素が多くて覚えゲー的な色合いが濃く、せっかくの『高速アクション』部分がゲームバランスによって完全に潰されているように思えたのが残念。 海外ではレジェンド級の作品ではあるが、わし的には今ひとつ面白いとは感じられなかった。もうちょい親切な作りでも良かった気はする。でもその妙にアメリカンなバランス取りな辺りがまたセガらしいとも言えないでもないのだが…(笑)。 |
掲載日:2005年2月10日
更新日:2017年3月27日
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