悪魔城ドラキュラ黙示録
メーカー:コナミ
開発:KOE神戸
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:1999年3月11日
価格:6800円
ジャンル:アクション(3D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
6 | 6 | 4 | 7 | 5 | 7 | 7 | 60 |
宜しいですかな。 |
・悪魔城ドラキュラシリーズ特有のおどろおどろしい雰囲気は健在。それに加えて本作はホラー要素も強まっているように感じたが、これも悪くなかった。ギミックや敵の恐怖感は中々のもの。 ・ゲームの進め方によっては新しくボスが登場したり、物語のラストが変化するマルチストーリーシステムになっている。ストーリーの展開は中々面白かった。 |
まずいようですな…。 |
・カメラワークの悪さがとにかく辛い。3D空間を上下に駆け巡るステージが多く、先が見えずに落ちて死んでしまうケースがとても多い。 ・一部の謎解きが異常に難解であったりする事が多く、詰みポイントが多数存在する。攻略情報を知らないとまず分からないような理不尽な作りはよろしくない。 ・曲が全く流れないエリアがやけに多いのは何故なのか…。演出として無音を使うのはアリだと思うが、普通のエリアでも無音である事が多く手抜き感を感じる。 ・EASYモードでは物語の半分までしかプレイする事が出来ず、NOMAL以上でないと最後までプレイする事が出来ない仕様は残念。しかもEASYモードでも一部の謎解きの難しさ故に難易度がそこまで変わらないのが何とも…。 |
感想でございます。 |
昔の悪魔城ドラキュラシリーズと同じような面クリア方式のようにも思えるが、基本的には探索がメインな最近の悪魔城ドラキュラシリーズとは似て非なる作りになっている。悪魔城ドラキュラシリーズは2Dがメインなので3Dの作品はあまり多くないが、本作が3D悪魔城ドラキュラシリーズの初作品でもあったり。 任天堂『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のように3D空間を動き回る謎解きアクションゲームを目指したかったのかもしれないが、出来上がりの程は遠く及ばないように思える。ストレスを感じる点がかなり多く、この辺りは技術力が足りなかったんだろうなあ…と思ってしまう事もしばしば。ちなみに自分は幼い時にこのゲームをプレイした影響もあったのか、現在はホラー演出等にとにかくビビる体質になってしまった(笑)。 |
掲載日:2018年7月31日
機種別一覧(ニンテンドウ64)に戻る
レビュートップページに戻る
縮緬遊戯堂トップページに戻る