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ニンジャラ
メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2020年6月25日
価格:基本無料(パッケージ版は3980円)
ジャンル:アクション


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パッケ版は高過ぎるんで
あんま選ぶメリット無さそうですが…(笑)


ついでにガムでもどうぞ♪

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 7 6 8 7 67
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
クールでイケてるところ。
・ハチャメチャな肉弾戦による殴り合いが魅力のオンラインプレイゲームで、敵の隙や行動を読んで攻撃を叩き込むのが面白い。ニンジャらしくどの武器を装備していてもキャラの機動力は高く、壁を走ったり空を高速移動したりと爽快に動ける。これらの高い機動力を活かして敵を奇襲したり敵から逃げたりと、八面六臂の活躍をする忍者らしい動きはある程度出来るはず。

・武器の使い分けや戦略はプレイヤーごとに好みが分かれやすく、お気に入りの武器を見つけたり、色んな武器を試してみるのが楽しい。武器性能や操作感はそれぞれ大きく異なるのて、こういった方式でプレイスタイルの幅が広がるのは良いんじゃないかと。

・スプラトゥーンからかなり影響を受けているという事を頭の中から無くして見れば、本作の音楽の多様さや武器の使い分けの面白さ、キャラクターデザインなどは独特の魅力を感じる人もいると思う。

・ガチャ要素や課金要素も存在するが、シーズンパスの購入やスキン変更といった程度でゲーム内での有利不利には直接影響しない物ばかりなのはグッド。フォートナイトが流行り出して以降、こういったタイプの基本無料ゲームが多数登場し初めているが、本作もそれに準じているようで、『pay to win』のバランスになっていないのは良かった。
サムくてダメなところ。
・本作はなんと言っても、任天堂のゲームであるスプラトゥーンを模している部分が非常に多い。まずグラフィックの質感やキャラの見た目も似ているが、扱える武器のコーディネートや音楽の曲調、UIの表示や操作感などなど、細かい所も探し始めたらキリがないほど似通ってる部分がある。スプラトゥーン2が出た同じ任天堂の機種であるSwitchで配信されてる上、本質的な部分まではパクってる訳でもないので、任天堂側は本作に対して何かしらの行動を起こす事はまず無いとは思うが、スプラトゥーンのプレイヤーからすれば苦笑モノの点でもある。本質的な部分は別ゲーなので、この辺をしっかり割り切ってプレイしないと、違和感や気持ち悪さには常に付き纏われる羽目になる。

・8人が入り混じってのバトルロイヤルでは腕前の優劣がかなり反映されやすく、マリオカートのように下位に落ちたプレイヤーも少なからず逆転要素がプラスされるようなシステムでもあれば別だとは思うが、本作はそういった物もなく、中盤までにまともにポイントを稼げなければ挽回するのはとにかく厳しい。何度かプレイしているうちに、ポイントを稼げずゲーム中盤から放置するプレイヤーを結構見掛けたが、気持ちは分からなくもなかった。チーム戦はともかく、バトルロイヤルではビギナー向けの救済措置でもなければ、上手い人の一人勝ちになりすぎてる傾向がある。

・キャラクターデザインや世界観が『アメコミ世界でよくあるような独特の日本』っぽい見た目のモノを基本としてるが、この手のモノが日本人からすればそもそも違和感を感じやすいジャンルであり、それをゲームに落とし込んでいるのを見ると絵も言われぬ違和感がある。「フジヤマー!」や「サムラーイ!」といったアメコミ特有の『ニッポン世界』を普通に笑って楽しむ事が出来るか、それとも違和感バリバリのものとして見てしまうかは、人によって大きく差が出てくると思う。

・ソシャゲのUIに近い見た目である事もあって、UIは少し悪い。普段プレイする上でよく見るメニュー画面でさえゴチャゴチャと複数の項目が表示されていて、説明も省かれてることもあって慣れるまでは何処に何の機能があるのか把握し辛い。何回か試行錯誤すれば把握出来る程度ではあるが、もうちょっと分かりやすく親切に教えてくれても良かったのではないかと思う。

・サーバー整備に物足りない部分があるのか、攻撃を連続で命中させたかと思えば無効化され訳もわからず自分が倒される事もあったりと、回線状況が悪い事が多い。プレイヤーの反応速度が重要なゲームなので、ここはなんとか改善してほしいところ。
スタイリッシュにコメント。
 パズドラ(パズル&ドラゴンズ)やラグナロクオンライン等で有名な、ガンホーによる任天堂Switchに向けて作られた基本無料のアクションゲーム。アメコミでありがちな『ニッポンのニンジャ』をモチーフにしたゲーム内容で、ゲームの趣旨だけで言えばかなり独特な物をモチーフにしてるなと感じた。

 ただ、配信前からずっと言われていた事ではあるが、ゲームの外面だけで言えばスプラトゥーンを真似た要素が多く、スプラトゥーンのプレイヤーからすれば中途半端に似ているが故の違和感には常に苛まれる。たまたま似てるとかではなく、開発側も比較される事もあるのを分かった上で真似てるとは思うので存分に比較してしまうが、まあやっぱり偽物感は常に感じる。本髄は別ゲーなのだから、わざわざ似せようとしなければ良かったんじゃないかと個人的には思うんだけども、この辺は趣味嗜好が分かれる部分なはず。

 ちなみに本作にもスプラトゥーンと同じく、有料で買えるオフラインプレイでのストーリーモードも存在するが、現在は何話も配信されるうちのまだ初めの一つにすぎない内容だという事もあり、自分はまだ購入していない。内容が内容な事もあって今後も手を出しそうにないので、このレビューはストーリーモードの事は影響させていない物だと思ってください…。

 配信前の体験プレイ会や本配信直後でもサーバー落ちが多発していたり、悪い意味でもスプラトゥーンと似てる部分があるゲームだが、本質的には別ゲーなので、独自の面白さも増やせるようにこれからの発展に期待したいところ。

掲載日:2020年6月30日


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