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Paladins
メーカー:Hi-Rez Studios
開発:Evil Mojo Games
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2018年6月12日
価格:基本無料(キャラデザイン等で課金) 
ジャンル:シューティング


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 7 6 7 7 8 8 73
プレイ時間…30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いでゴンス。
・ファンタジーの世界を主軸に捉えたデザインのシューティングゲームはやや珍しい。キャラ解説で語られるバックグラウンドも細かく用意されており、こういう趣旨のゲームは珍しいのでこれからも掘り下げていってほしいところ。

・キャラクターごとに使える能力のオリジナリティが強く、似たような性能のキャラクターがあまり居ないのが面白い。カードやタレントの編集によってオリジナリティがよく出るのも良い。チマチマと試行錯誤する奥深さが癖になる。

・全体的にキャラの耐久力が多めに設定されており、尚且つ当たり判定が大きめに設定されているので、シューティングゲーム上級者に求められがちな『反射神経』『エイム力』の重要性がまだ少なめ。あまりガチガチのゲームプレイスキルが求められないのはシューティング初心者にとっては有り難かった。

・課金によるスキン追加やキャラ購入等もあるが、ある程度プレイすれば無課金でもほぼ全キャラクターが使えるようになっている。メインのゲーム部分はほぼ無料でプレイ出来るようにして、主にスキン等で儲けを得るタイプのゲームは最近増えてきたが、本作もその系統に近い作りになっている。無料でここまで出来るのはケチなゲーマーとしては有り難い…(笑)
駄目でゴンス。
・始めた時のゲームシステムの説明などはほぼ無く、いきなりゲームの世界へ投げ出されるので不親切さを感じた。あと、字が小さくて見辛い。プレイヤーを突き放したUIは洋ゲーらしいといえば洋ゲーらしいが…(苦笑)

・ゲームデザインがかなりアメリカンなデザイン(例えるならディズニーやピクサーに出てきそうなデザインとでも言うべきか)で、正直言って日本人は好みがかなり分かれると思う。女性キャラは和ゲーでもありそうな見た目のキャラも居るが、逆にファンタジー色全開のゴブリンや妖精系のキャラは特に顕著。プレイ中はあまり独特の見た目が気にならなくなるが…。

・プレイ中に不具合が生じてゲームが終了させられる事が多い。アップデート後はオンライン対戦中に発生する事が減ったように感じるが、トレーニングモードではかなりの頻度で発生しがち。

・日本語訳が所々おかしい。あるキャラクターのみ英語表記ではなく日本語表記、ルールや効果の説明がおかしいなど問題がある。再翻訳文章的な面白さはあるので、半分ネタとして見る事も出来るが…(苦笑)。パッと見で分かり辛いのもあるのでチト困る。
感想でゴンス。
 オープンベータ中のゲームらしく、正直言ってまだまだ粗の多いゲーム。自分はSwitchで無料でプレイ出来るゲームを探ってる内に本作にたどり着き、何の気なしにダウンロードしたが、そこそこプレイしている。

 ちなみに、本作は本作と同じくFPSが基本システムのMOBA系列のゲームである大手シューティングゲームの『オーバーウォッチ』と成り立ちやゲームシステムが似てる…と言われていたりする。ただ、本作ならではの魅力も多いし、オーバーウォッチがそこまで特異すぎるゲームシステムだという訳でもないので、世間的に言われてるほどパクりゲームだとは感じなかった。

 戦闘面に関しては中々評価出来るが、UI等の他の要素に関しては結構問題があるので、これからのアップデートで進化していってほしいところ。

掲載日:2018年9月18日


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