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ウォッチドッグス2
メーカー:UBIソフト
機種:Windows(Epic Games Store)
発売年月日:2016年11月15日
価格:7920円
ジャンル:アクション
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
9 | 8 | 9 | 8 | 7 | 8 | 8 | 78 |
GOOD!!!:D |
・復讐がテーマで重々しいストーリーだった前作とはうってかわり、若者達による現代社会に対するレジスタンス的なハッカー集団が主軸となっている事もあり、明るめの雰囲気の物語へと変化している。ミッションの目的も、カルト宗教のふざけたご本尊を壊しに行く事や、敵の重役の恥ずかしいシーンを映像に収めたりなど、良い意味でおバカっぽい展開も多い。ダークウェブをイメージしたムービーもよく出来ていて、アメリカのインターネット特有の雰囲気が全体的に醸し出されている。 ・ハッキングアクションの種類がさらに増え、前作以上にハッキングを用いた自由なアクションで遊びの幅がさらに広まってるのもハッカー集団らしくて良い変更点だったと思う。偽の情報で警察やマフィアを敵組織へ送り込んだり、ドローンを操作して空から敵陣を偵察したりなど、純粋に行えるアクションのバリエーションが豊富になっている。 ・オンラインは変わらず面白く、他プレイヤーをハッキングするという名目でフィールド内で行う隠れんぼゲームや、警察及び複数の他プレイヤーが死に物狂いで追い掛けてくる状況からいかに長時間逃げ続けるかなど、破天荒な遊びが勢揃いだった。 ・広大なマップではあるもののランドマークが細かく用意されてるので移動にはそこまで困らないように考えられていたり、死んでも近場ですぐ復帰するので何度もトライ&エラーが可能だったりと、細かい部分で快適にプレイ出来るよう考えられてるのも変わらずありがたい点。 ・ギミックに富んだミッションが多く、あらかじめ罠を多く仕掛けて敵を出迎えたり、大型のロボットを操作して敵の拠点を破壊したりなど、操作感だけでなく絵面的にも面白い物が揃っている。単調なミッションが続くだけじゃないよう工夫されてるのは感じた。 |
BAD!!!(:-< |
・ストーリーの展開は、あまりにもトントン拍子に上手く物事が進みすぎたりなど、ちょっとご都合主義が強いなあと感じる部分も。スピーディーに進むので爽快感はあるんだけども、話の作りが甘いなと感じなくもなかった。 ・新アイテムであるドローン及びラジコンカーがあまりにも便利すぎて、意図的に縛らないとゲームバランスが丸っきり変わる。見つかってもローリスクで敵陣へ何も気にする事なく入っていける上、爆弾を投下するスキルまで手に入れてしまうと、遠隔操作で敵を殲滅してから堂々と敵陣に乗り込む事すらできるなど、ミッションによってはかなりのヌルゲーになってしまう。 ・英語圏の大手掲示板の4chan等に存在するネットミームネタが多く、そういう意味ではかなりアメリカンな若者特有のノリが強いと言うか。日本人向けではないネタが多いので、普段の会話を聞いていても理解し難い部分が多い。 |
ハッキングされながら感想。 |
ハッキングを用いたオープンワールドゲームという一風変わった内容だった、ウォッチドッグスの続編。復讐が目的で重々しい雰囲気だった前作とは変わって、若者達によるハッカー集団が物語の主軸となっており、ゲーム全体のノリも明るめになっている。ダークウェブのようなカオス極まりないムービーや雰囲気などもかなり独創的で、ゲーム的な描写はかなり多いものの現代社会のインターネット世界が抱える闇を風刺してる内容なのも独特で面白い。 3Dプリンターを使って武器を作ったり、ドローンを操作して偵察や爆弾投下をして奇襲したり、フォロワー数稼ぎがゲームの一つの目的だったりと、現代社会らしい新要素も多く、前作よりも純粋にシステムが昇華した部分が多い。UBIソフトのゲームは、初代よりも2の方が面白くなるという変なジンクスがあるそうだが、本作もまさにそのパターンに当てはまったかと。問題点を改善しつつ、しっかりと楽しめる内容になっていると思う。 |
掲載日:2020年10月20日
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