ファイナルブラスター
メーカー:ナムコ
機種:PCエンジン
発売年月日:1990年9月28日
価格:6800円
ジャンル:シューティング(2D・縦スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 4 4 3 5 48
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!
・グラフィックはまぁ凝ってる部分は凝っていると言えるか。ゲーム開始時のデモ画面とか、道中のステージクリア後に挿入される画面とか、そういう部分の見た目はかなり凝っていたように思う。

・シューティングとして奇抜な要素が無いので操作面の敷居は低く馴染みやすい。まー…、難易度は鬼設定ですが。
イカンぞな。
・自機の動きは遅い。対して、敵の動きや攻撃はパッと見で避けるのが困難なほど高速な物がやたら多い。バランスの取られ方がかなり『覚えゲー』寄りで理不尽な物が多かった印象。バランスが投げやりなタイトルが多かった当時としては『突き抜けてダメダメなバランス』とは言わんけども、ミスが自分のせいと思えず当たり散らしたくなる手のバランスだったのは確か。とりあえず、ナムコブランドではかなり悪い部類だと思う。

・シューティングが氾濫してたPCエンジンにあっては、特に目新しい点とかは見当たらず。『ショットの溜め撃ち』とかも割と普通に多くの作品で採用されてたしね。

・ミスするとパワーアップアイテムがその場に残ってくれるので復帰しやすい…と思いきや、爆発して次の機体が下から飛んで来る数秒の間に、速攻で画面下側に流れていってしまい、結局全然間に合わないケースが多数。うれしくねーー!!(苦笑
感想じゃけいのぅ。
 PCエンジン初期にやたら多かったシューティングのうちの一つ。「難しけりゃ良い」という変な風潮があった昔にしては割と良心的な難度設定のゲームが多かったナムコ製の割には結構突き放した難易度設定&理不尽な敵の多さ。そのせいか、遊んでる内にブチ切れてしまうケース多数。
 子供の頃、フル装備型のPCエンジン持ってた子の家で遊んで、「こんなの難し過ぎてインチキだよ、こんなのクリアできねぇ!ぶーぶー!」とか皆で文句垂れながら遊んでたのも、ある意味いい思い出。当時ファミコンの『スーパーマリオ2』を普通にクリアしてた仲良しグループの面々でも、結局コレはクリアできずに終わる。どーも、アドリブでどうしようも無い、理不尽な手の高難度ゲームは苦手だ…。ヘタレ化・病人化で昔より難しいゲームに耐性が無くなった退化も加わり、一層先に進める自信が無くなる。トホホである。

掲載日:2014年9月15日


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