パワーゲイト
メーカー:パックインビデオ
開発:メイクソフトウェア
機種:PCエンジン
発売年月日:1991年8月30日
価格:6200円
ジャンル:シューティング(横スクロール)


執筆:アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
63
プレイ時間…5〜6時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良き哉。 ダメ也。
・見た目は地味だけど、遊んでみると意外とバランスは悪くなく、派手さとか爽快感は無いがしっかり遊べる堅実な出来。しっかりと弾を当てる事、敵の弾を避ける事の両方がうまくかみ合ってて地味ながらも面白い。

・サブ武器の種類が豊富&結構配置が多いという事もあり、ポンポンと気軽に使って行けるのは良し。

・背景のスクロールの滑らかさとか部分部分では結構頑張ってると思えるところも少なくない。あと、色の塗られ方がベタ塗でグラデーション付けるのを優先してないせいか、結果として画面は見易い。
・敵自体が平べったい形の物が多い&スクロールと攻撃方法が全体的に横方向と言うこともあり、通常攻撃が異常に当てづらい。自機の弾が遅い事もあり、慣れるまでは結構苦戦する。

・画面全体の色使いが全体的にベタっとしていてあんまり見栄えは良くない。

・セレクトボタンでサブ武器切り替えと後方へのファイヤ攻撃が可能だが、サブ武器の切り替えはともかく、後方への攻撃はサッと出すにはボタンの位置が悪過ぎる気が…。まぁ、PCエンジンのボタン数の関係上仕方ないとは言えるが…。

・難易度変更とかできるでもなく、ボタン配置とか変えられるわけでもなく。出た当時の同時期のシューティングゲームとしては不親切な部類に入ると思う。

・一応、コンテニューとか出来るのは良いのだが、階級アップによって性能が上がった部分も全部剥がれてしまうので、結局火力も機動力も足りなくてすぐ死亡、となりやすい。
即ち、感想。
 現実にありそうな戦闘機が飛び交ってたり、ステージクリア後に階級が昇進したりするのは何となくビデオシステムの『ソニックウイングス』だとかカプコンの『19XX』シリーズっぽいノリだが、こちらは横スクロールである。
 パッと見のグラフィックがショボめ、スピード感が皆無で敵も自分ももっさりなのでプレイし始めの印象は正直良くないのだが、遊んでいると意外と遊べてしまう内容。

掲載日:2013年9月30日


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