ラスタンサーガII
メーカー:タイトー
機種:PCエンジン
発売年月日:1990年7月6日
価格:6930円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
4 3 3 3 1 5 34
プレイ時間…3〜4時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!
・キャラの描写がやたらでかいので、(静止画だけなら)見栄えはそこそこ良い。

・武器が数種類用意されていて、それぞれ攻撃範囲に個性は(辛うじて)ある。大剣が強過ぎるから他の武器は実は要らなかったりするけど…。
イカンぞな。
・アクションゲームなのに挙動の部分が昇天レベルにダメダメ。攻撃を加えても一切リアクションや音が鳴らないので当たってるんだかどうかすら分からないケースも多し。

・グラフィックが実にちんまい。キャラクターが大きいってのは通常なら長所になりそうなものなんだけど、モーションのアバウトさだとか一つ一つの動作のコマ数の少なさが大きさによって逆に余計強調されてしまってションボリな出来としか言い様がない。

・武器の強弱の差が妙にでかい。リーチの長い大剣を取ると楽に進めるが、初期の剣や爪だと極端に攻撃範囲が狭く、ダメージ無しで武器を持った敵を倒すのがほぼムリだったりするのはどうにかして欲しかった。振りが速くて連打可能とか言っても別にこのゲームだと全然意味無いしなぁ。

・ステージ構成が単調で投げやりな印象。地形も絶対通れない空中にブロックがやたら沢山置かれていたり、その上に敵が配置されていたり、何も考えずに適当に配置していったんだろうなー…とか思われる部分が妙に多い。あと、どうやっても避けようがないトラップとか理不尽な箇所が多い気がするのは気のせいか…?

・BGMのピロピロっぷりはヘタなファミコンソフトの更に下をいく酷さ。耳障りな響きで何とかならなかったのか、と突っ込まずにいられないレベル。
感想じゃけいのぅ。
 アーケードからの移植らしいが、元のゲームの時点でクソだったそうで、移植にあたり改善もなされず、見た目や音は更に劣化してるそーな。アーケード版はやった事ないんでアルツ個人としては比べられないですけども。単体のゲームとしても、ネタとしてもつまらなく見るべき点が少ない『全体的にダメダメ系のクソゲー』と言えそうな。

掲載日:2014年9月1日


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