タイトー チェイスH.Q.
メーカー:タイトー
機種:PCエンジン
発売年月日:1990年1月26日
価格:6600円
ジャンル:レース(アクション)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 6 5 5 4 56
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・セガ『アウトラン』のシステム流用っぽい見た目ながら、プレイ感覚は意外と別物。一般車をぶつからないようにしてタイムロスを避けつつ敵の車には体当たりでダメージを与えて壊して止める豪快さが特長。アイディアの勝利とでも言うべきか。

・スピード感はそれなりにある。ターボを使って通常走行より速く走る事ができたりする。高速状態で一般車を避けて華麗なコーナリングを決めると爽快。

・波長をあれこれいじって擬似的に流してるんだろうがステージ開始時の無線でのナンシー嬢の声は当時としてはインパクトはあった。「うぉ!声が出る!!」。この点はちょっと凄い。
ダメですばい。
・バランスがかなり大味なように思う。また、一つのステージをクリアして先のステージを進んでもやる事がなんら変わらんので、バリエーションに乏しくやや退屈に感じてしまう。やる事はワンパターンで先に進む毎にマンネリ感全開なのがちょっと気になるかな。物量自体も必然的に抑え目。

・制限タイムが割とギリギリなんで、コース脇の障害物に当たって1度でもクラッシュすると、ほぼアウト確定。一応、コンテニュー機能もあるにはあるが、難易度的にはミスが許されずかなり難しい部類に入ると思う。犯人の車よりもトロトロ走る一般車こそが脅威って言う…。
感想ですけん。
 殆どセガの『アウトラン』と見た目は一緒ながら、速く走る事でなく敵にド突いて止めさせるってのがユニーク。ひらりひらりと一般車をかわしてドカッとぶつかり犯人逮捕すると気分も爽快!!ただし、内容的にはかなり単調でボリュームも控えめ。難易度もやたら高いのですぐに壁にぶつかり「もう無理〜」ってなり易いのは残念。

掲載日:2014年10月20日


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