FIST
メーカー:イマジニア
機種:プレイステーション
発売年月日:1996年11月22日
価格:6800円
ジャンル:アクション(格闘)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 5 | 34 |
グッドじゃ | ブーブーじゃ |
・豪華声優起用、と言うのは一応、ウリと言えばウリになるのだろうか・・・? ・キャラのイラストはアニメチックで、そちらのテイストが好みの方にはそれなりに受け入れられるかと。もっとも、3Dモデルとの出来の差に愕然とすること必至だが。 |
・無理に3Dにする必要があったのだろうか?角材のようなポリゴンで表示された“美少女”はとても美少女とは言い難い。「鉄拳」や「バーチャ」など、当時の主流の格闘ゲームも角材ポリゴンで当たり前だったのだが、それほど違和感は無かった。だが、このゲーム、何故かすごい手抜き感を覚えてしまうんだよなあ。何故だろう?イメージイラストとのギャップが大きいせいだろうか?萌えを意識するなら角材ポリゴンじゃなくて、描き込みで画質をカバーできる2Dにした方が持ち味を発揮できたんじゃないかなあ。 ・ゲームとしても非常に大味で、当時一流と言われたゲームはおろか、凡作レベルの足元にも及ばない出来。とにかく、フワフワしてて爽快感が無い。イマイチ“重さ”というか重量感が感じられないのよね。アクションで操作してて気持ちいいと思えないのは格闘アクションとして結構致命的だと思うよ。 ・効果音も軽くてイマイチ重みに欠ける印象。ピシピシと軽い感じで殴り合ってるって感じがしないのよね・・・。ウリにしてるはずの声優もボイスパターンが少なくて、なんだかなあと言った気分にさせられる。 |
感想じゃ |
プレイステーションで有名な「クソゲー」の名に恥じぬ内容。製作者サイドのやる気がまったく感じられません。プレイステーションという3D表現の得意なハードという特性に乗っかって、ただ惰性で作ったゲームって感じですかね。キャラクターに対する愛情みたいなものを全く感じられんのですよ。定価分の価値が無いのは明らかですが、クソゲーハンターを自認する方は遊んでみるのも一興かも知れませぬ。今なら100〜500円で売ってるしね。 |
掲載日:2010年1月11日
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