パズループ
メーカー:カプコン
開発:ミッチェル
機種:プレイステーション
発売年月日:2000年3月17日
価格:3800円
ジャンル:パズル(アクション)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 5 7 6 5 5 60
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかですたい。
・らせん状の線上に並び、中央に向かって転がってくる玉。玉を撃ち出し同じ色を3つ揃えれば消えるというシンプルさが良い。軽快な挙動も爽快感を演出しとる印象。

・中盤以降は玉が中央に押し寄せてくるスピードが大幅アップ。コツをつかみ、粘れるだけの腕を身に付ければ極上のスリルが味わえる…と思う。とりあえず、マグレでもガガーーッとコンボが繋がってピンチを切り抜けた時の快感がイイ。
だめですばい。
・ジャンルはパズルだが考える余裕があるのはごく序盤だけ。中盤以降はどんどん玉が流れ込んでくるのでまったく余裕はナイ!基本的に1プレイが非常に短めで、余計に淡白な印象が強く残る。

・ピンチになると立て直すのが極端に難しい。らせん上のフィールドという関係上、必然的に内側ほど円が小さく、ボールを打ち込む選択肢が極端に少なくなってしまい、余計な色の玉を撃たねばならずピンチが拡大する。その上、玉を撃つとやっぱしその分、前進してしまう問題もあり、一度ピンチになると回避し辛いのが痛い。元がアーケードのゲームだからかもしれんけど、家庭用に移植されとる訳だし、もうちょっと敷居は下げてくれても良かったと思う。
感想なり。
 見た目はポップでかなり可愛らしいけど、アーケードからの移植ということもあり実際のところは相当オニ…と申すかやたらと硬派な内容。やたら難しくバランス的に相当窮屈な印象で結構人を選ぶ内容かもしんない。気長に練習できるプレイヤーさん向け。

 パズループはこの後にちょっと間を置いてDS→Wii→3DSと任天堂ブランドで出ておったのだが、結局最後までやたらとオニな高難度バランス調整は直んなかったなァ。その点がちょっと惜しまれる。

掲載日:2005年7月16日
更新日:2017年7月24日


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