通天閣
メーカー:ソニーミュージックエンタテイメントカプコン
機種:プレイステーション
発売年月日:1995年12月29日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・縦スクロール)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
55
プレイ時間…4〜5時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
カーッ、最高やねん! ちょっと、それじゃ困りますがな!
・パッケージとか取説とか馬鹿なノリ全開な割にはゲーム自体は拍子抜けするほど真っ当なシューティングゲーム。そつなくまとまっておりしっかり遊べる内容。

・シューティングは上手い人とそうでない人で腕前に大きく差があるので、難易度が割と幅広く設定できるのは親切だと思う。
・取説のノリなんかから察するに馬鹿ゲーを狙った物と思われるが、実際のゲームの方はと言うとデザインにせよシステム的にも何と申すか『フツー』。アイテムを取った時とかたまに大阪弁で掛け声が入る程度で別にそんな“大阪”を意識させられるような物も無し。システム的にも在り来たりな縦スクロールシューティングなんで、インパクトは無い。面白みに欠ける。

・自動連射機能が無いので、ショットを撃つにはひっきりなしでボタンを連打する必要あり(ボタン1回押すごとにある程度まとまった数の弾が出るので、過度にスピーディな連打は必要ではないけど)。
もうかりまっか?感想やで。
 いやー…なんというかね、もうちょいヘンテコな内容を想像してたんですけども、思った以上に『フツー』ですなぁ、これ。自機のデザインとか食い倒れ人形をモチーフにしてるらしいけど別に原型留めてないし、道中の敵とか背景とか特別に大阪を意識させられる物も無いしね。せいぜい大阪っぽいのはアイテムを取った時の関西弁の掛け声くらいのもので。システム的にも絵的にもホントにオーソドックスな縦型シューティングでこれまた『フツー』に遊べる内容。
 遊べない内容じゃないけども、あまりにも無難過ぎてちょっと印象に残らんですね、これ。もうちょい尖った物を期待してたんだけど(苦笑)。

掲載日:2013年4月29日


機種別一覧に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る