グランドセフトオート バイスシティ
メーカー:カプコン
開発:Rockstar North
機種:プレイステーション2
発売年月日:2004年5月20日
価格:6800円
ジャンル:アクション(3D)


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 7 7 8 7 9 8 72
プレイ時間…50時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
このブツはいいな。たまらねえ!
・グランドセフトオートシリーズ特有の物量の多さは中々のもの。本作から楽に空を移動できるヘリコプターが使えるようになったり、バイクが登場したりとボリュームが着々と増えていったのを実感した。

・リゾート地であるバイスシティの街の裏社会をのしあがって行くというシナリオが格好いい。本作からムービーシーンで主人公が喋り始めるようになったのも感情移入しやすかった。

・ゲーム中でいつでもマップを見る事が出来るようになり、目的地の確認などがしやすくなって良い。上下に入り乱れた道が少なく、平面的な道が多くて予期せぬ行き止まりに遭遇する事が少なくなったのも良かった。
こりゃダメだ!!ずらかるぞ!!
・一部ミッションの難易度がとにかく高く、車の運転技術や銃撃戦などかなりゲームのテクニックを要求される。救済措置も少なく、アクションが苦手だとかなり苦労する。

・重心が高い車が多く、慣れないうちは車がよく転倒してしまいがち。このゲームは車の運転が肝のゲームなのでこの辺の不便さは困った。

・マップが前作よりも狭くなり、閉塞感が漂う。海が多くなったのでその分だけ通常の建物や道が少なくなったのかもしれないが、海上を移動する事はあまり無いのでもっと陸上を多めにしてほしかったところ。

・細かい事なのだが、ゲーム内チートでヘリコプターが出せないのは残念だった。とにかく空の旅が楽しくなり始めたゲームだったので…。
例の『感想』、見せてくれよ…。
 順当に増えつつあるボリュームや映画さながらのシナリオなど、GTAシリーズらしい魅力が着々と増えつつあるように感じた。
 問題点なども据え置きではあるが…全体的には着実に進化したGTAであると思う。

掲載日:2018年9月4日


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