SIMPLE2000シリーズVol.20
THE ダンジョンRPG
メーカー:D3パブリッシャー
機種:プレイステーション2
発売年月日:2002年10月24日
価格:2000円
ジャンル:RPG(ローグライク)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
35
プレイ時間・・・4〜5時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良いのでござる! イカンでござる!
・黒をベースにして蛍光色を多用した色使いが非常に悪趣味でいい。似たようなグラフィックのゲームが無い分、とりあえず個性として成立はしてると感じる。ま、かなり好き嫌い分かれそうだけど個人的には開き直ってるところが気に入った故、こちらの欄に書きたい。

・いつでも好きな時にセーブ&ロードできるので、この手のローグライクゲームが苦手な方でも危なくなったらやり直すとか可能。
・1つ1つのアクションのモーションがやたらと長く、テンポが非常に悪い。攻撃のモーション、受けのモーション、いちいち大振りでストレスが溜まる。敵を倒すと派手な演出で消えていくが、4〜5秒待ってなきゃならんってどういうことなの?おまけにこれら、OFFにすることさえ不可能。チュンソフト作の『不思議のダンジョン』に慣れてると、この点が致命的に悪くて遊び続ける気にならない。

・カメラが寄り過ぎていて見渡せる範囲が極端に狭く周囲を確認できない。

・アイテムの種類が多いのがウリらしいが、数値の大小のみも多く、それで数を稼いでる感じなので別に長所には感じられなかった。それ以前にシステム面をもうちょっと練ってくれないとゲームとして製品レベルに達しないだろ、って感じですな。

・別にゲームの内容にプラスにもマイナスにも作用してないからどうでもいいかもしれんが、『城』なのにどんどん地下にもぐっていくのを「おいおい、下にもぐるんかいっ」って突っ込まずにいられなかった(苦笑)。
感想なり〜
 シンプルシリーズって結構「○○を○○個収録!!」だとか数を前面に押し出して宣伝してるけど、それ以前にもうちょっと基礎となるシステム面やバランス面に力を割いてくれんといかんだろう、って思わされるものが多過ぎるんだな。ま、安いから仕方ないかネ。ん、なんだかメーカーの思惑通りになっちゃってる気が・・・。

掲載日:2011年4月4日


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