SIMPLE2000シリーズVol.26
THE ピンボール×3
メーカー:D3パブリッシャー
機種:プレイステーション2
発売年月日:2003年4月24日
価格:2000円
ジャンル:アクション(ピンボール)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 5 | 42 |
良いのでござる! | イカンでござる! |
・「中世」・「ギャルゲー」・「ミリタリー」と3つの台が用意されてるのだが、中世→安物ロープレ風、ギャルゲ→キャラデザインが今ひとつ、ミリタリー→色調がなんかパステルチックでどうも緊張感が出ない・・・とどれもことごとくズレている。この半端なズレ具合はヘンテコな味わいがある。本来なら・・・と言うか、どう考えても右の欄に書くべきなんだろうけど、こっちに書くことがないのでね・・・。いやあ、いい味だ。 | ・どの台もギミックが貧弱でなかなかイベントが発生しないので退屈きわまりない。得点が入る機会が他のピンボールゲームに比べてかなり少な目なので、打ち返せど打ち返せどスコアはそのまま、と言う展開もザラ。おまけに仕掛けがワンパターンで見た目でも楽しめないので二重にも三重にもションボリ。 ・「台を選んでください。」、「スタート。」、「ゲームオーバー。」・・・・・・ゲームの進行中所々で挿入される棒読みのナレーションが耳障り。必要なのかね・・・?要らないよ。棒読みボイスが頻繁に入るギャルゲー台は特にイラつく。 ・台を揺らした時の挙動がどう考えてもヘンです。軌道がちょっとずれるとかじゃなく、一瞬止まって真下に落ちる、とかどういうこと?・・・これはこれで面白いかもしれんけど。 ・プレイステーション2という高性能機で出てるソフトなのにグラフィックが実に貧弱。前世代機であるPSやSSで出てた本格的な物に比べると切なくなるレベル。「安いから」って言われるとどうしようもないけど、ちょっと切ない。ギャルゲー風の台は派手な事は派手なんだけど、画面全体がドギツい蛍光色で光り輝くので目が・・・チカチカする・・・・・・。ああ、やめて・・・(苦笑)。 |
感想なり〜 |
台が3つも入ってオトク!!!!・・・なんてことはなく、どうもどれもギミックが単純で遊んでいて面白いと思えない。見た目も地味(1台は悪い意味で派手)なんで視覚でも楽しめず。KAZe製ピンボールみたいな『リアルな挙動の本格路線』にも程遠いし、カービィやメトロイドやポケモンピンボール等の任天堂系ピンボールの様な『ビデオゲームならではのギミック・アレンジが満載』と言うわけでもなく、ただ安っぽくて退屈な作りなのは残念。値段以外にも取り柄が欲しい。 |
掲載日:2012年5月14日
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