アメリカ横断 ウルトラクイズ
メーカー:デジキューブ
機種:プレイステーション2
発売年月日:2002年3月28日
価格:5800円
ジャンル:クイズ


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
60
プレイ時間・・・10〜15時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
いいところ イクナイところ
・これまでの機種で発売された「ウルトラクイズ」のゲームとしては非常に番組の再現度は高い部類に入るのではなかろうか。

・非常にシビアなバランスとなっている。ニューヨークへの道は長いんだなあ・・・、と実感できる。一応コンテニュー機能があるので、そこそこ勝ち進む事はできる(そのレベルでは最後までいくのはきついのだが。)

・問題は難しい部類に入ると思うが、歯ごたえがあるとも言える。問題数や出題ジャンルについての不満は出てこない。一度出た問題がすぐに出にくい構造になっているのも嬉しい配慮と言える。

・何故ウルトラクイズのテーマ曲が流れないのだろうか?なんだかなー・・・。物足りないなー。

・セットの再現度はなかなか良いが、人物のポリゴンモデリングは醜い。とくに動きがカクカクしており、プレイステーション2の作品とは思えないほどだ。番組に思い入れの無い、もしくは、予備知識の無い人にはキツいソフトと思われる。

・全体的にゲームの進行が遅く、操作感が悪いのでストレスがたまる出来。難易度が高く繰り返し遊ぶのが前提になるがデモ画面を飛ばせないので毎回見る羽目になりイライラする。非常に長いロード時間も、ゲームのテンポを悪くしていてもっとイライラ。敗者復活戦も当たる可能性はごく低いのに毎回見るハメになり、さらにイライラ。

・多人数で遊ぶと盛り上がりそうな要素はあるのだが、2人プレイでやった時でも、1問不正解しただけでゲームオーバーはかなりきつい。

・問題を読み上げてくれるのは良いが、福留さんが読んでない気がするぞ。

・キャラクリエイトはカメラによる顔写真の取り込みが前提のためか、パーツがとても少ない。作ったキャラをセーブする時に時間も十数秒かかったりすることもあり、心配になった。

・難易度調整が一切できないのは不満。後半ではNPCの反応が凄まじく、とても割り込む事ができない。、「実際の番組を忠実に再現した」とも言えるが、もっとゲームらしく遊び易いアレンジをしても良かったはず。・・・負け惜しみっぽいかな?
感想
 難点は多いが、番組に思い入れがあればカバーできる内容となっている、と思うぞ。反対に、思い入れがないなら手出しは無用。
 それにしても、ウルトラクイズ面白かったなぁ。放送再開しないかなぁ、なんて思う今日この頃。

掲載日:04年9月21日
更新日:05年8月25日


機種別一覧に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る