リトルビッグプラネット
メーカー:ソニーコンピュータエンターテイメント
機種:プレイステーション3
発売年月日:2008年10月30日
価格:5980円
ジャンル:アクション(2D)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
10 | 8 | 7 | 10 | 7 | 8 | 87 |
いいですねえ! | 気になったところ。 |
・木材や布地、金属やスポンジなどの素材感あふれるグラフィックは美麗で独特で、オモチャの世界が広がっている。ホント、絵心ある人がデザインしたんだろうねぇ、これは。次世代機の能力をこういった方向性で出してきたものってなかったね(あえて演出面で近い路線のものを挙げれば、昔ニンテンドウ64で出た「ヨッシーストーリー」あたりか)。キャラクターの表情や動きもすごく滑らかでいいです。 ・ステージを自由に作ることのできる(ステージの形や仕掛けを自由に配置できる)クリエイトモードが斬新かつ圧巻。適当に作るだけなら敷居も高くなく、延々と時間を忘れて遊んでしまう魅力あり。オンラインで他の人が作ったステージを遊ぶことができるなど、可能性は無限大(まぁ、「素人でここまでできるのか!」というすごいモノもあれば、見た目もバランス的にも微妙なモノも多かったりするが)。 ・やれることがとにかく多いので、チュートリアルがしっかりしているのはありがたい。分からなくなったらいつでも参照できるのも◎。 ・根っこの部分はシンプルなマリオタイプの2Dアクションゲームなので親しみやすい。難易度は決して低くはないが、やり直しポイントが多いので、何度もトライしようという気が起きる。 |
・オンラインに繋げないとボリューム的にはいまひとつで魅力が存分に味わえない。 ・ゲーム開始時・ステージ選択時等、ロード時間がやや長いのがちょっと気になった。 ・ストーリーモードが難しい気がする。やれることも多すぎて複雑な感も否めず。見た目がポップでターゲット層も低年齢層や女性・ライトゲーマーがメインであろうから、ここまで難しくしなくてもいい気がする。この辺はいかにも海外製作のソフト、という感じ。 ・グラフィックの描き込みが細か過ぎて、背景なのか地形なのかギミックなのか分かりにくい個所が少なくないのが困りもの。奥・中央・手前の3ライン制なのも複雑さに拍車をかけている気が。 ・随所で発生する強制挿入のチュートリアルが少々長ったらしい。 |
コメントですたい。 |
雑誌やネット上での評価が高いソフトなので手に取ってみたのだが、予想以上に良く出来ていて、ちょっと驚いた。基本は2Dアクションなんだけど、ただのありふれたゲームじゃない。進化の仕方は高性能機ならではで、こういった方向性もあるんだなあ、って色々感心してみたり。とにかく、緻密に作られていることが好印象ですな。 洋ゲーらしからぬ丁寧さ(偏見)と、“スゴイ”感がどこからともなく放たれてる、ただ者じゃない作品。ゆえに、プレイステーション3持ってて、かつ、「アクションだけはどうしても苦手だー」ってんじゃなければ、手に取ってみる価値大です。 |
掲載日:09年4月5日
更新日:09年6月18日
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