RED DEAD REDEMPTION
メーカー:ロックスターゲームス
機種:プレイステーション3
発売年月日:2010年10月7日
価格:7340円
ジャンル:アクション


広告(良かったら買ってくれぃ)
 
通常版

コンプリートエディション

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 8 6 7 6 7 8 75
プレイ時間…40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
素晴らしいですぞ!お目が高い!
・同社が長年シリーズ作品として出しているグランド・セフト・オートシリーズとほぼ同じゲームシステムだが、主に世界観が大きく異なりGTAシリーズとは違う魅力を感じられる。西部劇を舞台としたオープンワールドというのはゲーム史上ほぼ初めてでもあり、西部劇モノが好きな人にはたまらないだろうと思う。

・タンブルウィードが転がる最中を馬で駆け巡ったり、リボルバー拳銃を使っての早打ち対決をする等々といった西部劇らしい要素はかなり盛り沢山。西部劇としてのお約束の行為が一通り出来るのは嬉しい。個人的には縄で罪人を捕らえて馬を使っての市中引きずり回しが出来るのが魅力的だった(笑)

・映画さながらのシナリオが格好いい。裏社会をモチーフにいつもアッサリとした内容のGTAシリーズとは違い、西部劇モノの映画らしい泥臭さや人望熱い物語が魅力的。特にラストはゲームタイトルに帰依するような内容で非常に惚れ惚れした。

・ミッションごとに異なる音楽が用意されており、実際に西部劇の映画のワンシーンでも流れそうな良曲揃い。この作品からロックスター社のゲームがミッション中のBGMも重視し始めてきてるようで嬉しかった。
バレました…マズかったですかな。
・翻訳されている日本語字幕に難がある。日本人に分かりやすいように解釈された意訳ではなく、直訳に近い表現が多いせいで英語圏特有のスラングや言い回しが多くて分かりにくく、皮肉や遠回しに物事を表現するキャラばかりなのも相まって会話の意味合いが掴みにくいものが多い。

・ストーリークリア後に名誉値を上げて正義の味方になった状態で治安の悪い町に行くと何もしなくてもならず者達から銃で襲われる。ある意味現実的なのかもしれないが、治安の悪い町に用事がある事も多いのでこの仕様は鬱陶しい。

・倒した動物達から素材を採取する時に入るムービーが微妙に長く、何度も採取する必要があるために繰返し見せられるのが鬱陶しい。
感想とは時に人を惑わすのですぞ。
 西部劇版GTAとも言われている通り、基本的なゲームシステムはGTAシリーズとあまり変わらないように見える。ただゲームシステム以外はGTAシリーズとはかなり差別化されており、特に世界観は丸っきり違う。西部劇モノの映画を見ているかのような演出、シナリオ、音楽はGTAシリーズとは違う魅力だろう。GTAシリーズの外伝的な立ち位置のゲームだが、その分従来のシリーズとはかなり異なるように作られている。

製 作元の会社やゲームエンジンが同じなのもあってGTAシリーズと比べたり同一の物として取り扱われがちだが、GTAシリーズとはまた違った魅力を備えている。西部劇を舞台としたゲームも珍しいので、たまにはこういう珍しいゲームも良いかもしれない。

掲載日:2018年2月13日


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