Dokuro
メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
機種:プレイステーションVITA
発売年月日:2012年7月5日
価格:2400円
ジャンル:アクション(2D・パズル)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 7 | 6 | 7 | 5 | 6 | 65 |
良かですたい! |
・謎解き重視系のアクションゲーム。一部ギミックの操作が判り辛い等の難点もあるにはあるが、アクション操作と頭を使っての謎解き、両方が程よいバランスで組み込まれており、ライト系のゲームとしてまとまりの良い作りだとは感じる。軽快なドクロモードとパワフルかつ攻撃能力の高い王子様モードを切り替えてのアクションもユニーク。 ・ボタンだけでなくタッチパネルを使う場面も多いが、一部のタイトルで見られるような強引だとかムリのある使い方ではなく、程よいアクセントになってると思う。 ・絵本チックな素朴なグラフィック描写が味があって好き。テキストの類は最低限しか用意されておらず、キャラクターの表情やジェスチャーなんかで描かれるシナリオは可愛らしくて好感が持てる。 |
ダメですばい。 |
・ゲームとしてシンプルにはまとまっているとは思うが、今一つ引きが弱いように感じた。面白いゲームだとぶっ通しで遊んでも平気なのだが、このゲームの場合は作りが淡白なせいか、すぐに集中力が切れて一気に遊ぶ気にならんもので。まぁ、シンプルさってのはこのゲームの良さだとは思うが、がっつり遊びたい人にはちょっと物足りなく感じると思う。 ・思考型のゲームかと思いきや、一部ステージでは妙にシビアな入力&タイミング調整が求められる事がある。勝手に動く姫様が死ねば即アウトなんで、「こうやるんだろうな」って閃いても、ここの部分のシビアさでミスして同じ地点まで繰り返しやり直す羽目になると結構気持ちが萎える。 ・アクションとしてはシンプルだが、一部仕掛けの操作が分かりにくい箇所があり、謎解きではなく操作自体が分からなくて詰まるとなかなか抜け出せずストレスに繋がり易い。もうちょい救済措置があっても良かったと思う。また、アクションそのものの挙動だとか操作性だとかもうちょい洗練されてれば良かったとは思った。 |
感想ですけん。 |
世間様では結構『絶賛』の部類に入ってるように感じるゲーム。ダークさを伴いつつも絵本チックな味わいのあるグラフィックは一見の価値あり。 ただ、個人的にはどうも「引きが弱い」と申すか、グッと引き込まれて数時間没頭してしまうような没入感や熱中度の高さとは無縁の“軽いゲーム”に感じられてしまい、評価的には『中の上』ってあたり止まりかな。世間で良いって言われてるゲームでも、それが皆自分に巧く当てはまらんのが難しいところねぇ…(自分の場合、ハード毎に数百万売れてる『どうぶつの森』シリーズだとか、最近お流行りの『モンハン』系共闘ゲームだとか、世間でブームでも自分に合わん物が少なからずある)。「完成度が低い」とは思わんけど、操作面だとか一度詰まると抜け出れないバランス面の難だとか、その辺をもうちょいフォローしてくれてれば、もっと素直に楽しめたかな。アクションと謎解きが合わさりつつも手軽に遊べるのが良さだと思うが、操作面の作りの粗さやゲーム性自体の淡白な部分で、意外と遊び手を選ぶ内容なのかも。 ちなみに、このゲームはスマホでも出ててそっちは数百円なのね…。となると、このゲームの値段はゲーム専用機としては安いがスマホアプリ版の数倍になってしまうので、今となってはあんまりお得感はないか。ただ、ゲーム機での操作の利点はボタン操作出来る事。アクションゲームならばタッチ操作よりはやっぱりボタン操作の方がやり易いと思う。 |
掲載日:2014年10月20日
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