ルミネス エレクトロニックシンフォニー
メーカー:UBIソフト
開発:キューエンタテイメント、ロケットスタジオ
機種:プレイステーションVITA
発売年月日:2012年4月19日
価格:3990円
ジャンル:パズル(落ちモノ)
執筆:アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 8 | 6 | 6 | 6 | 6 | 65 |
良かですたい! | ダメですばい。 |
・落ちモノのパズルの割にやたらキアイ入ったグラフィック&サウンド。まぁ、シリーズの伝統ってとこですかね。スキン(ブロックのデザイン・背景のセット)が結構な種類用意されてて、見た目もテカテカ、蛍光色全開ギラギラ、トリップでノリノリうひょーですよ、まったくもう(謎)。テケテケしたロック調・和風・クラシックなどジャンルも多彩だが、どれもオシャレで凝ったデザインをしている。ブロックの色調の変化やアニメーションの凝り具合が解像度の高さとマッチしてるなぁと感じさせられる出来。他の携帯機の3DSみたいな低解像度だとこの『ぬるっ』とか『ツヤッ』とか『テカテカ』とか感触はなかなか出せないであろうから、まさにVitaならではのパズル、ですかね。これは。 ・2×2のブロックを回転・移動させ、2×2以上の四角を作れば消せる。ルール的にはシンプルだし、操作も簡単なんだが、長く持たそうとすると意外とコツがいり、奥が深い。 |
・ぬーーっ!!実に、実に気に食わない、メニュー画面でのタッチパネル使用の強制。ゲームそのものは殆どキー・ボタン操作なのに、なに、そのタッチパネル強制!!この手の洗練されてない操作系の強制ってのがとにかく嫌いなんだけど、どうしてゲーム開発者ってこういうのしたがるんだろう?物珍しさ>遊びやすさって事だもんね。ちょっとテストプレイすりゃ遊びにくいって簡単に分かるでしょ、もう。初代DSのタッチパネル登場から何年経ってると思う?いい加減学べ。激ムカですよ、もう。 ・ゲーム中のロードはそれほどではない(短いってくらいでもないが)のに、ゲーム開始時のロゴ表示がやたら長くてちょっと嫌になる。解像度高いんだから一回に表示しちまえ、と思ってしまうのは私だけでしょーか? ・背面タッチパネル連打で必殺技(みたいなの)のチャージ時間が短縮できるが…明らかにやり辛いし疲れる。余裕無いし疲れるだけなんで個人的には使ってませんが。開発者としては色々使ってみたいのは分からんでもないが、遊び易さ重視で設計して欲しい。この要素は余計だと思う。 ・まぁ、相当力が入ってるのは分かるのだが、例の如くデザイン重視で見易さ度外視のため、長時間遊ぶとかなり目に来る。これも過去のシリーズ作品と同じ欠点ですかね。 ・定価自体は安いが、ボリューム自体も相応のライト級の作りで、昨今のパズルとして安いかって言うと実はそうでもない。 |
感想ですけん。 |
内容は過去作とほぼ同様。モードは減少しており、ボリュームも減った感じだが、基本的にはメインモードを延々と遊ぶような内容だから大した欠点ではないか。キュー・エンタテイメントのゲームの例に漏れず、見た目を最重視した作りで視認性・遊び易さがやや犠牲になっている部分があり、結構目への負担がデカいのが欠点と言えば欠点。あと、タッチパネル強制もいただけない。 グラフィックやサウンド部分はハード性能に合わせ順当に進化しているので、シリーズが好きな人なら買って損なしか。ボリューム自体はそれほどではないしひたすらやってるとすぐ飽きる手の内容なんだが、たまに遊びたくなる魅力は持ち合わせたソフト。 |
掲載日:2014年5月12日
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