バトルレーサーズ
メーカー:バンプレスト
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1995年3月17日
価格:9800円
ジャンル:レース


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
47
プレイ時間・・・4〜5時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
いいんだっちゃ! だめだっちゃ。
・キャラクター毎に異なる派手な必殺技をぶっ放してドンパチやる賑やかさが味と言えば味。

・グレイトバトル系のゲームにしてはセーブが付いてるんで、その点はちょっとオトク。
・とにかくコースが見にくい。画面が上下に分割されていて狭いことによる見にくさとコースの配色の悪さに拠る見にくさの両面の負の相乗効果で二重に見にくい。穴とか壁とか必要最低限の障害物もしっかりコースに馴染んでいるので初見では落ちまくりで、どーも納得がいかないことが多い。簡単なレベルの方はともかく、難しいレベルになってくると「それ穴なの?」って言うような描写のコースがあったりして萎える。穴とか壁を中間色で描くのはやめてくれ・・・。そういう部分で難易度を引き上げるのってナシな気がするが・・・。

・画面の下半分がマップ表示になってるのだが、自分の周囲の部分しか表示されないので、あんまり存在意義を感じない。ここは普通にマリオカートをそのままパクってしまえば良かったと思うのだが。

・プレイヤー1名+COM5名の計6名でレースをするのだが、半分が2Pカラー(=同キャラ)なのが手抜き臭い。6名構成でレースさせるなら他にも有名どころのキャラを登場させれてほしい。色違い登場させるくらいならウルトラセブンとか他の仮面ライダーとか出せばいいのに、と思ってしまう(仮に版権モノで追加で権利者にカネを出すのが勿体ないなら、オリジナルキャラを追加するとか解決法はいくらでもあるよね?)。
感想たい。
 ゲームのシステムの基本的なデザインや画面構成はまんま『マリオカート』。マリオカートで「見にくいなー」とか感じたことはないから、多分このソフトのグラフィックが原因だとは思うが、とにかくコースの壁とか穴が見づらいせいで必要以上に難易度が上がってしまっている気が。
 キャラクター毎に違う必殺技が使えるとか見どころが無いわけではないが、遊びやすさ、映像、サウンド、操作性、スピード感、ボリューム・・・とどこを切っても『マリオカート』に太刀打ちできる点が無いので、あんまり遊ぶ意義を感じない。キャラクターに魅力を感じる方はどーぞ、って感じですかネ。

掲載日:2011年9月26日


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