ローグ
メーカー:Artificial Intelligence Design
機種:UNIX
発売年月日:1980年
ジャンル:RPG
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | - | 7 | 10 | 8 | 8 | 83 |
ふう、良かった。 |
・プレイするたびにダンジョンの形が代わる、ダンジョン内に落ちてるアイテムを駆使して攻略する、そして死ぬと最初からやり直しといったシステムが極めて魅力的。今日まで続くローグライクゲームの基本となったゲームだが、本作の時点で基本的な面白さは十二分に楽しめる。 ・ゲームシステムが独特なだけに登場する装備や巻物、杖等のアイテムが少し変わっていて面白い。さらに使うか識別するまでアイテムの正体が分からないというのも博打性があって癖になる。 |
おっと、駄目なようだ。 |
・敵や地形、アイテム等は全て英数字で表示されており、一つ一つ覚えておかないと何が何だか分からない。最初は無骨でシンプルすぎるデザインに戸惑う事間違いなし。ダンジョンの形が毎回変わるという事や時代背景も考慮すると仕方がない事ではあるが…。 ・食料や良いアイテムが中々出なかったり、敵からハメ殺されたりとランダム要素が強いが故に発生する理不尽な要素も少なからずある。そういった状況を如何に打開するかが魅力のゲームジャンルでもあるものの、これも人を選ぶ理由になってしまう。 |
ああ、感想だ。 |
自分の好きなゲームジャンルの一つでもあるローグライクゲームの最も初めの存在とも言えるローグ。始祖の時点でローグライクゲームとしての基本がよく出来てあり、今日に至るまで数多く発売されたローグライクゲームでも基本はほぼ受け継がれている。 ローグライクゲームの始祖の始祖と言えるゲームではあるが、流石に初めてプレイするローグライクゲームが本作だと不便さ故に辛い物がある。不思議のダンジョンシリーズ等でローグライクゲームがどういった物なのか熟知した上で、元祖はどういったゲームだったのかプレイしてみるのが良いと思う。慣れるまで状況がどういう状況なのか分かりにくものの、ゲームシステムの本質そのものは最近のローグライクゲームとそこまでは変わらない。無骨すぎるとも言えるデザインが逆に想像力をかきたれられる面もあり、元祖の時点でよく完成させられたゲームだったのだなと感じた。 |
掲載日:2018年11月27日