Dr.LUIGI & 細菌撲滅
メーカー:任天堂
開発:アリカ
機種:WiiU
発売年月日:2014年1月15日
価格:1500円
ジャンル:パズル(落ちモノ)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 8 5 7 3 56
プレイ時間…2時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
イヤッフー!ハハー!
(注:良いと思われます
・『テトリス・ザ・グランドマスター』や近年のDL版『ドクターマリオ』など、過去に多くの落ちモノを手掛けたアリカ製作だけに、操作性は軽快で良い。

・アイディアの勝利とでも言うか、ドクターマリオとは異なり、カプセルが二つ繋がったL字で落ちてくるのが最大の違い。基本的にL字のうちの3つが連なった一つの色であるために、ウイルスを消しやすい。プレイ感覚もかなり変わっており、定石パターンもまた別に構築する必要がある、という点では面白い(割とすぐになれちゃうけども)。ちなみに、従来型のドクターマリオ形式でも遊べてちょっとお得。

・オマケモードの細菌撲滅(DS『川島教授の脳トレ』シリーズに収録されたミニゲーム)はこれまでより大画面のタッチパネルで遊べるため、操作しやすい。
マンマミーア。
(注:駄目でござろう
・L字ブロックが降ってくると言う根本的な違いはあるけども、基本的にWiiで出た『ドクターマリオ&細菌撲滅』とほぼ一緒。ゲームモードもシンプル過ぎるくらいシンプルで、ボリューム自体はファミコン時代のソフトと大差ない。それでいて価格は1.5倍の1500円。新作を遊んでるって感じがしない。700~800円くらいならまだお得感も残ってるんだろうけども、ほぼファミコンソフトのボリュームでベタ移植に近い内容で今時1500円も取られるのは正直割に合わんよーな気がする。DLタイトルでもしっかりした内容の物が増えてきているので、余計ボリューム不足が目立ってしまう。パズル単体で売るって事自体、既に限界に近いのかも?昔ゲームキューブで出てた『パズルコレクション』みたいに数本まとめて1本として売るって形態じゃないと厳しいかな…。

・WiiUの性能に合わせ相応にキャラクターのモデルは精細になってはいるが、手の込んだグラフィックかって言うと、別にそうでもない。ま、この辺は低予算ソフトって事で期待もしてないですけども。

・ネット対戦できるのは良いが…人がいねーー!!5分くらい繋いで待つが一切反応ナシ×数回試行するもやっぱダメ。気軽に遊べるとは思うけど、人が居ないとモードとしては宝の持ち腐れとでも言うか、無駄な作り込みとでも言うか…。
ヒヤッハー!イッツミー、マ…ル、ルイージィ~!
(注:感想じゃい
 内容自体は大安定のドクターマリオ。ルイージならではL字ブロックに加え、通常のドクターマリオとしても楽しめる。ただ、ほぼベタ移植に近い内容のクセに過去のDL版ドクターマリオより1.5~2倍くらいの値段になってるのがネック。内容的には過去とそのまんま。値段に対してボリュームがションボリレベルなんで物足りなさを感じる可能性高し。値段を取るなら、もうちょいユーザが納得できるような付加価値を付ける必要はあったと思う。ネット対戦もユーザ数が少なくてまるで機能していない。
 明らかに割高でお得感ゼロなんで、買うなら1500円出してこれ遊ぶより、ほぼ同内容のDS版・Wii版でいい。もしくはゲームキューブのパズルコレクション、GBAのパネポン&ドクターマリオで十分かな。どちらかと言うとコレクターアイテムの範疇に入るのかも…。

掲載日:2014年8月18日


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